yumikonoaroma’s diary

ライター。アロマテラピーアドバイザー、ハーバルセラピスト。日常で感じるハーブやアロマテラピー、たまにヨガについて♡

呼吸を深めるハーブと呼吸について

朝晩になると、だんだん冷え込みが進んできました。ヨガでバリバリ動いているし、今年は免疫上がってそう!  風邪も引かないかも!

と思っていたら風邪をひきました(笑)!

 

同じタイミングで、うちの娘ふたりも喉の痛みと鼻水や鼻詰まりの症状があり、家族みんなで風邪引き状態に。空気が乾燥しているので、水分を少しサボるだけでも咳につながりやすく、アレルギー体質もあるのでなおさら気をつけなくてはいけないのですが…。あ~今年もこんな季節が来たなあと、娘や自分の体調管理を思うと、身が引き締まるのでした。

 

こんな時期になると、やっぱりハーブに頼りたくなります。

 

風邪の季節に使うのは、セージとタイム。

今年はうちの小さい花壇でセージやタイムなどのハーブを育てているので、生活の木で購入していたジャーマンカモミールローズヒップと、ブレンドして家族で飲みました。ティーを蒸して待つ間も、蒸気を吸引。温かい湯気に少し詰まった鼻が通り、香りも感じて少しリラックスできました。

 

お風呂から上がり、ポカポカすると少し体調も良くなります。そのまま身体が冷えないうちにマスクをつけて、布団に潜り込みました。しかし、今朝目が覚めたら、呼吸がしずらかったのか無意識のうちにマスクは顎にかけていて、口をぽっかり開けて寝ていました(笑)。口の中は乾燥して声が出しにくい。

「朝だよ、起きてー」

の声がしゃがれていました。

 

風邪をひいて気がついたのが、口で呼吸をしていると、自然と胸の上の方で(肺の上辺り)で呼吸をしていて、呼吸そのものが浅くなっています。

鼻が通って、かつ鼻呼吸ができていると、胸いっぱいに呼吸を広げる事ができるし、意識するとお腹の下の方まで呼吸を通す事ができます。

 

つまり口で呼吸ばかりしていると、イライラしやすいし、エネルギーを余計に使ってしまうので疲れやすい。

鼻で呼吸をすると、お腹まで酸素が行き渡り、いわゆる丹田というところに力が向くので、心のエネルギーが活性化しやすいし、腹に力を入れることができるため、背筋も伸びます。

 

呼吸は、その質によって毎日のパフォーマンスや心の状態に影響を与える大事な身体のシステム。

だから、毎日の中で、いま自分の呼吸は浅いかな、深いかな、身体のどこを使って今、呼吸をできているかな、とときどき意識してあげることが大切です。

 

呼吸をしっかり深めてくれるアイテムのひとつに、ハーブはとても有効的。

体が温まると血流が良くなり、香りでリラックスすると、さっきまでの自分が実は緊張状態であったことに気づかせてくれます。

 

今朝は子供たちを学校に送り出してから、使ってなくなったセージを摘むために庭に出ました。見ると、セージの葉は虫に食べられて、多くの葉に穴が空いています。

 

セージは薬に似た独特の匂いがあるので、こんなに臭いがしても美味しいのかな?

と思うのですが、虫にとっては大事な栄養源なのかもしれません(笑)。

 

人間って、自分たちの世界だけで生きていると思いがちですが、こうやって、葉や野菜、実など、自然界のいろいろを虫や動物たちと分け合っているんですよね。

 

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わさわさ伸びたけど、葉は食べられているので、可能なところだけ収穫。

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ドライにして、またティーにします。

 

私の周りの家族も風邪を引いているし、街行く人もマスクをする人を多く見かけます。

元気な方もそうでない方も、この目まぐるしい季節のなか、ぜひご自愛してお過ごしください⭐️

 

では。

 

 

内包しているエネルギーを感じる

ヨガを始めて、かれこれ9年ほど経ちました。先日ブログを書いた通り、ヨガインストラクターの資格(RYT200)を取りに行くことを決断し、無事、修了しました!

レーニングを修了してみて、心と体がどう変わったのか、それから変わった自分について

思考を巡らせています。

 

ヨガの資格といっても人によってピンきりで、アーサナ(ヨガのポーズ)を深めたいから参加した人、ヨガについてもっと学びたい人、ヨガの先生になりたい人、すでに教えているが改めて勉強をしたい人、と私の同期の目的もそれぞれ。また、もともとヨガを始める以前の人生観や、ヨガを続けている過程で感じることも違うので、ヨガの資格を得たからといって、「こう変わる!」とは断言できません。

 

ですので、あくまでここから書くことは、個人的体験、と捉えていただけると幸いです。

 

ヨガの資格を取得して(正確にはTTまたはティーチャートレーニングコースを受けて)、どう変わったのか? その結論から言うと、数カ月のヨガ漬けの日々を送る前の過去の自分がどうだったのか、覚えていないのです。

 

おい! っと突っ込みたくなるところですが、現在の自分があまりに自然体であって、それまでの自分が変わったのか、それとももともとそうであって実は気が付いていなかっただけなのか、というくらい微細な変化なわけで。

ただ顕かに、気持ちは穏やかで、心がざわついても、それに気が付けばすぐに流せる方法が分かるようになりました。 

簡単に言うと、どんな時も、その感情や、情景を、どこか冷静に見て、必要な時には必要なブレーキをかけるようになったのかもしれません。

 

そのような中、今現在のキーワードは、「自分の中の内包しているものを感じる」ということ。

 

これはヨガスクール代表の先生が哲学の授業で語ってくれたエピソード。

もともと海好きな先生は、ある日自分のグルの前で思わず「ああ、海に行きたいなあ」とつぶやいたそう(おそらくヨガの修行の場で、そのような時間を与えられない時期だったのかもしれません)。

その時グルは、こうおっしゃったそうです。

「海に行きたいと思うのは、水のエネルギーそのものが、あなたの心の中に内包していることでもある。だから大丈夫だ」と。先生がおっしゃた内容からの私なりの解釈や記憶はこのようなもので、もしかしたら、先生はもう少し違う意味を含んでいたかもしれません。

具体的な“内包”については、頭の中に疑問符として残ったまま当時は時が過ぎました。

 

TTが修了し、生徒としてまたヨガのレギュラークラスに参加する毎日が始まった時のこと。試験のプレッシャーからも解放され、T先生(尊敬する恩師の一人)の丁寧なリードに身を任せながら、体も心も心地よくなり、ふと聞こえたのは、スタジオの外からバタバタ、もしくはハタハタ、と聞こえる激しい雨や風の音。その瞬間に、初めて自分の意識の中に、雨や風が、自然の『水』や『空気』そのものであるということを知りました。

 

以前は、雨の音を聞くと、「帰るのが面倒だな」「濡れるのがいやだ」「洗濯物が乾かない」など、自分の状況に照らし合わせた感情ばかりが動いて、雨が嫌いになっていました。

でもこの瞬間は、なぜか、雨と風の音に、ただ耳を澄ませていたのです。

 

その後も台風は何回も訪れて、その度に、車の運転が面倒だとか、よこしまな思いのもうひとつに、雨がただふっている情景や雨の雫が太かったりか細かったりを見て、音を感じて、とただ雨をぼんやり眺めていました。娘と「今日はよく降るね」と話す日常。それは当たり前なのに、目の前の雨という自然と向き合えているようでした。

 

また、別の日には、瞑想のクラスを受講した時に、ふと、海と波の情景が瞼の裏に浮かんだりしました。見たこともない、景色でもない、ただ水と波であるという認識が自分の中にあるだけ。

 

こんな小さな体験が次第に、「私は海が見たいんだなー」という思いにつながるようになりました。

 

さいころ水泳教室に通っていた影響で、物おじせずに海やプールに飛び込んだ思い出。いつの間にか、海が見たい、泳ぎたいという感性は消え、それは3月11日の震災を機に、海からさらに心が遠ざかっていました。子供たちとはプールや海に行きましたが、どちらかというと、子供のためであり、自分が求めている、という感覚はもうないのだと思っていました。

 

今日は郵便ポストに手紙を出しに行くがてら、ぶらぶらと近所の住宅街を歩きました。駅からほど遠く、緑と一戸建て住宅が並ぶ、とてものんびりした町。遠くにぼんやり見える木々や、雨上がりの湿った空気を感じながら、自分は今も、自然に囲まれて生きていることを感じ、そして、ああ、海が見たい、とまた思いを馳せるのです。

そろそろまた、仕事で忙しくなるかもしれない。子供たちの学校の行事の合間に、海を見に電車に乗って出かけるかは、定かではありませんが。

 

静かな静かな、心の変化。ヨガのポーズの感覚が変わったとか、哲学を通して心の有り様が変わったとか、筋肉の名称やその動きが気になるとか(笑)いろいろあります。ただ自然や、それを内包するという感覚は、自分にとっては予想外の経験です。これは、私のヨガスクールの先生達から教授を受けたからこそ、感じることができたことだと思っています。

代表の先生は、遠方にお住まいなので、いつもお会いできるわけではありません。しかしそんな偉大な力を内に秘めた方とまたヨガを教わる機会があること、またヨガスクールにいつもいてくれる守り神のような先生方に、敬意と感謝の意を感じながら、今日は眠ろうと思います。

 

写真は主人の実家の帰りによく寄る海岸です。いつも子供たちが海に行きたがり、主人が張り切って海岸まで娘と私を連れていきます。だんだんつられて私も裸足になり、娘と同じように砂の上を歩きます。その瞬間はとても愛おしいのです。

自分の中に閉じ込めていた海への思いが、雨という季節のおかげで、再び現れたのは、とても不思議です。

それではまた。

 

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追記:

次の日ブログを見直したら、なんておセンチな気分で書いてるんだろう、と思いましたが、それでもこんな手記にポチりして下さる方に有り難さを感じました。

朝目が覚めて、やはり行こうと、電車を乗り継ぎ鵠沼海岸まで来ました。 

来て良かった♡

自分のさまざまな思いが浄化されました。

 

ドードードーと波打つ音を聴いて、楽しそうに波に乗るサーファーを見て、山を見て、

私はこのままでいいんだ、と、

自己を見つめつつ、自己を捨ててきました。

自然を目の前にすると、どんな言葉も行数を埋めるものに感じてしまう。

今はそれでもきっといい🌟

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白髪の原因は〇〇だった⁈

こんにちは。

もはや自分の肩書きが何かわからなくなっていますが、hanakoです。

 

ヨガ好きが高じて、今年の夏からヨガインストラクター養成講座に通っています。修了も間近に迫っており、追試になってしまった解剖学と次の実技試験に向けて、緊張マックス状態を過ごしています。

 

ヨガを本格的に学ぶようになってから、実はブログを書くことに躊躇するようになっていました。自分の内面と向き合ううちに、ブログを書いている自分の中に、自分に知識があることを見せたいもう一人の自分がいるんじゃないのか?   このブログは誰かの役に立っているのだろうか?

と考え、自分の行動に慎重になっています。

きっと私のエゴもあるかもしれないし、これは誰かに伝えたい! という純粋な気持ちもあったと思います。今は心がイエス!  と言った時だけ実行しています。

 

いや、今回はね、おもしろい事があったんですよ。

 

いつも私は原稿の締め切り直前は、3日くらい連続で夜中の13時くらいまで仕事をします、というかせざるを得ない状況なのです。

私のボスに無事、納品できて、やったー、明日からしばらく休みだーって朝、鏡を見たら、頭頂に白髪がぶわっと出るんです。

ああ、またきた、これ。

だいたいこんなペースで、2〜3カ月に一回、美容師さんにカットとヘアマニキュアをお願いしにいきます。

 

今回は、仕事が終わった後も、ヨガのクラス参加と自宅学習で、行く暇なんてないわ!

と奮起していました。

市販の髪染めでちょいとごまかし、またヨガ  に明け暮れる日々。でも、でるわでるわ、白髪さん達。

 

そこでヨガ 仲間のFちゃんに、聞きました。

「仕事終わってストレスも無いはずなのに、

  なんか白髪増えていく」。

Fちゃん「それだけ毎日前頭葉使ってんだから、そこが硬くなってんのよー」。

 

はて、硬くなってる。

仕事のストレス原因で白髪が増える、と思い込んでいたけど、そもそもの白髪の原因ってなんだろう?

 

というわけで調べてみました。 

 

髪の健康にはメラノサイトが必要→血行不良などが原因で頭皮など体の先端部へのこの分泌物が行き届かない→結果、メラノサイトの少ない髪=色の無い毛、が毛根から出てきてしまうそうです。また、睡眠不足や質の悪い睡眠、栄養不足も白髪の一因になるのだとか。

 

一応参考サイトです⏬

https://www.bibeaute.com/article/194501

 

うーん、なるほど。

仕事では一日中、座りぱなし。昼夜逆転したり、ご飯が適当になったりします。ヨガクラスどころか、家でポーズを取ろうという意識さえない、仕事ゾーン。

という事は、今、好きなことをしてる、=ヨガしてる自分の中に、本当は休みたいよぉという自分がいるのかもしれない。

だったら休むしかない。

 

なので、美容院に行ってきました。

髪をカットしてもらいながら、解剖学の筋肉のイラストや説明文とニラメッコしながら  笑。

でもゼラニウムの香りのオイルヘッドスパをしてもらい、イランイランの香りのヘアクリームで髪をアレンジしてもらい、帰りはニールズヤードでちょうど切れていたホワイトティーのフェイシャルマスクを購入し、、久しぶりに香りを堪能してきました。心、解放〜♡

勉強の時間が取れなくなる、と躊躇していましたが、気分が明るくなり、また明日から頑張れそうな気がします。

 

たまにはリフレッシュしてきなよ、という友達や娘の言葉にも後押しされました。

 

息抜きは必要ですね。

 

写真は筋肉の参考図書と、頭皮ケアとして買ったマッサージオイル

全く似合わない  笑。

美容師さんにもすごい本読んでますね、と言われました。筋肉のイラストがかなりリアルですね〜。

ではまた。

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ぼやっとする朝や集中したい時。ドライハーブのローズマリー

朝はボーっとしたり、仕事や勉強に集中したくてもできないですよね。

 

コーヒーでシャキッと目覚めるのもいいですが、今回はローズマリーのドライハーブを楽しむ方法を書きますね。

 

ローズマリーのドライハーブの作り方は簡単です。

・園芸店などでローズマリーの苗を買う。

ローズマリーの枝を数本カット。

カットした後の苗は、鉢に植え替えて育てるとまた新しい葉が成長します。

・カットしたローズマリーを麻紐などで束ねて、通気のいい場所に干す。

 

数日するとローズマリーの葉は乾燥するので、ここでドライハーブの完成。

ローズマリーは香りがハッキリとしているので、キッチンや机の上など、香りを楽しみたい場所に干せば、そこはスッキリ爽やかな空間になります^_^。

 

今回はドライしたハーブを、ポプリ風に瓶詰めにしました。

Facebookでシェアをしたら、ポプリですか?

と聞かれたので「ポプリ風瓶詰めドライハーブ」にしました(かなり強引)。

 

作り方 

・ドライを飾れる瓶を用意する

(専用のオシャレな便も売っていますが、ハチミツやジャムなどの空き瓶をリサイクルしても良いと思います)。

・ドライした花やハーブを用意する

(今回はバラ、ミモザ、ラベンダーなど)。

・ピンセットで、色のバランスなどを考えながら、花とハーブを入れる。

・香りを楽しみたいローズマリーもプラスする。

 

色のバランスは、好みにもよりますが、赤、黄、緑、ラベンダーカラーなど、色を取り揃えると鮮やかな雰囲気になります。

 

蓋つきの瓶なので、普段は蓋をして色を観て楽しみますが、ローズマリーの香りを楽しみたいので、敢えて蓋を開けています。

 

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ドライハーブの香りは天然そのもので優しく、目から観る緑と、香りにより深い呼吸が促されます。ローズマリーの優しく、でもツンとした香りで、やる気もアップ! 気分もスッキリして、イライラ解消にも繋がります。

 

普段はオフィスでの仕事が多い方も、さりげなくローズマリーの枝をデスク脇に飾るだけで、自然の中にいるような芳香浴が楽しめるのではないでしょうか。

 

ローズマリーは強いハーブなので、ベランダでも栽培できます。この時期はハーブが出回っているので、ハーブを育てながら、生活に生かすと、楽しいかも。

 

そもそも目覚めアイテムにローズマリーを提案しているのは、私が、胃腸が敏感なせいか、数日コーヒーを連続して飲むと、お腹を下すんですね。また飲みすぎると、独特の渋みが口に残って、後味の悪い感触が残ります。なので、一日、一杯が限度。

コーヒー味を楽しみたい時は、タンポポやチコリコーヒーです。

ですがタンポポやチコリにはコーヒーのようなカフェインが含まれていないので、目がシャキッと目覚める感覚はないのです。美味しさは抜群ですが!

 

ローズマリー精油も血液循環を促す効果があり、もちろんいいのですが、これも何故か精油だとキツすぎる^^;。ローズマリーティーも、口の中がピリピリしてしまう。

 

そんなわけで、ローズマリーのドライハーブなら、何とか集中が保て、かつ長続きするかも、と思ったわけです。

 

ちょこっとハーブを生活に加えて、良い夏を過ごしてくださいねー♡

  

 

ホメオスタシスを維持する生き方 (食事もしくは排せつ編)

 こんにちは。文章がすっかり「お久しぶりです」から始まるようになってしまった昨今。

ひさびさにいろいろ書こうと思います。

テーマは「ホメオシスタスの維持」。食事、睡眠、運動、そのほかプチ不調対処法について。

 

 

大学時代からの友人に言われていた一言が気になっており、自分の健康や生活習慣について見直すようになりました。

 

そのひと事とは

「え? ヨガやってるのに、便秘体質なの?」

でした。

 

そうなんです。

子供のころから、普通に朝、お通じがが出るとか、あまり経験したことがありません。

もちろん、これまでの人生でちゃんと「出してきた」わけだから、今生きていられるわけですが、ちょっとした心や生活の変化で「出なくなる」ことは、未だによくあります。

 

ちなみに、そのひと事を言ったNちゃんは、既婚子なし(子供は敢えて持たない選択)の

バリバリキャリア女子で、お酒もよく嗜む方。よくも悪くも?思っていることをズバッと言ってくれるので、これまでの私のたくさんの人生の危機を救ってくれた大切な友人です。

 

実は私は、お酒を良く嗜む人=ちょっと不健康?と思っていました。

お酒好きな方、ごめんなさい。

 

でもNちゃんは、お通じで悩んだ経験がないそう。一緒にいたもう一人の友人、Yちゃんも「出てる」そうなんです。

 

「毎日仕事でストレスばっかりだよ」と自称ストレスフル会社員の主人もほぼ快調なよう。運動は時々サッカーしていますが、とにかく

忙しいので、食事や睡眠はかなり不規則です。

 

じゃあ、お通じがよく出る人と出ない人では、何が違うのだろう?

 

というのが、私の根本的な思いでした。

 

ヨガをしているし、アロマテラピーによる心理的なケアや肌ケア、

ハーブで健康管理、睡眠も仕事が忙しくなければまあまあ取れてるはず…。

でもなにか足りないのだろう。

 

で、辿りついたのが、そもそも「ホメオスタシスを維持できるような生活をしているのか?」ということでした。

 

ホメオスタシスとは、簡単に言うと、以下のようなことですね。

 

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和田文緒さん緒「アロマテラピーの教科書」(216P 免疫系と生活習慣病 より)

 

免疫系は、ウイルスなどの菌が寄ってきても、それに対抗する力があること。

神経系は、自律神経と副交感神経のバランス。

内分泌は、ホルモンのことで、女性でいえばエストロゲンとプロゲストロン。ほかにも脳内の神経伝達物質から出るさまざまなホルモンのこと。これら3つのバランスが取れてこそ、初めて健康的な心と体が維持できる、といわれています。

 

 

そんなこと、さんざん勉強しているから知ってるよ…と思っていたあなた(いや、私のこと)。このことを忘れていませんでしょうか?

 

これらホメオスタシス(恒常性ともいう)のバランスを保つためには、そもそも「運動、食事、睡眠」がきちんと取れていることが大事なのです。

 

運動はしてるけど、よく考えたら、睡眠時間を削って仕事をすることもある。

そして、食事はもともと便秘体質であることを自覚していながら、もしかしたら、(生活習慣含めて)いろんなバランスが取れていないのかもしれない、と思うようになりました。

 

便秘は、詰まるとお腹が張ったり、痛かったりするし、ひどいとニキビなどの肌荒れの原因になります。

また、ガンを罹患する女性の病名で一番多いのは、大腸ガンです。便秘と大腸ガンには密接な関係があります。私の義母は大腸ガンとその後の転移で亡くなりました。その壮絶な日々を見ていたので、できるだけなりたくない…。いや、いつかなにかしらの病気なってしまったとしても、思い当たる病気の原因があれば、それは子供たちのためにも、自分の人生のためにも、避けていきたいのです。

 

でも一言で言ってしまえば、美と健康のため。

お通じがある人は、体に老廃物が少ないから、お肌もきれい。体内の老廃物の90%は便だと言われているのですから、きちんとスッキリしたいですよね。

 

これまではちゃんと食べても、ちゃんと出ていない生活。

ではちゃんと食べて、出るようになるためには、どう生活を変えればいいのでしょうか。

 

 

やってみると、意外と「出すこと」を意識した食生活をしていなかったのね、とわかるようになりました。これまでは、野菜多め、肉より魚をなるべく食べる、おやつは控えめ、など。

まぁ健康的といえばそうですが、食に対する意識はまだまだ低い方だったのかもしれません。

以下が変えてみた、食事です。

 

・ごはんは白米ではなく、玄米もしくは玄米+小豆+雑穀米(六穀~十穀)

  (理想は酵素玄米ですが、まだ検討中)

 ⇒玄米は、腸内の老廃物をからめとって出す役割があります。私の場合は、毎日食べ続けて、3日間めくらいから効果がありました。

 

・(月並みだけど)ヨーグルト。これに、アサイー(鉄分、食物繊維、ポリフェノールなど

 体にいいこといっぱい)、もしくはローズヒップのパウダー(ビタミンCの爆弾!ですね)

 など、チョコっと体にいいものを+(甘いのが食べたいからハチミツを入れる。ハチミツは陽性の食物といわれ、体を温めます。一方で、砂糖は陰性なので体を冷やします)。

 

・発酵食品を毎日食べる(味噌、納豆、キムチが主。ヨーグルトも発酵食品ですね)。

 

ダンディライオンのハーブティ。またはチコリのインスタントコーヒー。水溶性食物繊維のイヌリンが入っていますね!

またはローズヒップ+ハイビスカス+ヒース(これらに気分や体調に合わせたハーブを+)。

 

また、便秘対策以外にも、こんなものもやってみました。

 ・ニンジンとリンゴの酵素ジュース

 ・ビートの酢漬け

 ・赤玉ねぎの黒酢漬け

 

これらは、ガン予防や、冷え性、貧血対策に取り入れています。冷え性でもあるので、こちらも本で調べたりして、試しています。ビートやニンジンとリンゴの酵素ジュースは、取材させていただいたヨギーニ(ヨガをする女性)にいろいろ教えてもらい、取り入れていれています。冷え性や貧血(疲れ)対策は、また改めてアップします。

 

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ニンジンとリンゴのジュース、ローズヒップ+ハイビスカス+ヒースのブレンドハーブ(ネトルを足しました)、キムチ&庭で採れたシソ、ビーツの酢漬け、金平や卵焼きは夕飯と朝ごはんの残り、ご飯も昨晩の残り(鮭ごはん)。

 

 食事を変えてみてわかったこと

とにかく、玄米なしでは過ごせなくなりました(笑)。初めは発芽玄米にこだわっていたのですが、玄米の方が体に合っているような気がしたので、今は玄米。玄米は主人の実家からいただいており、大変助かっています。

小豆は、なくなったら、すぐスーパーに買いに行きます。少し贅沢なスーパーに行って、好きな食べ物を買うのも、ストレス発散に。

 

もともと、私の兄がアレルギーがひどく、母が体にいいものを、と昔から添加物などを使わない料理で育ててくれました。洗濯は肌に刺激を与えない石鹸素地の粉洗剤。

私は若干、母に似ていて、アレルギーあるのに部屋の掃除が苦手ということはありますが(苦笑)。

でも食事のことを考えるのが大好きなので、あまり苦にはならない。だから続けられるのかもしれません。

 

お通じを見直すことがきっかけで、これまでの食生活を見直したり、自分の体に必要なものをちゃんと考えるようになりました。

 食事+睡眠+ヨガ、体を冷やさない

などで、お通じがだいぶ回復しました。

 

おススメは、玄米です。 

あとは上記のものをなるべく取るけど、いい加減な時もあります。野菜はなるべくオーガニック、スーパーフードはできるだけ摂取する、などこだわっていると経済的負担にもなる。忙しいと、摂取しなければという気持ちになって疲れてしまいます。

だから、これなら楽しんで続けられる、ということをやると、結果的に、お通じの問題だけでなく、自分の心の状態とか、仕事のことなどなど、今感じていることがわかるようになりました。

 

これからは100年時代、と言われています。

果たして100年生きるのか?

と問われると、甚だ疑問でもあるのですが、

もし長く生きれるのなら、楽しく、健康で過ごしたい。

 

メディカルハーブで学んだときも、健康長寿の問題について考えました。

今でこそ健康長寿、なんてよく聞くようになりましたよね。

ほんの数年前は、日本の平均寿命は世界一、なんて言われていたけれど、実際は病気をしてから亡くなるまでの数年を病床で、不自由に過ごす方も多かったのではないでしょうか。

 

私だって、一年後はどうなっているかわからないです。

でも、予防できることは予防したい。

これには自分の子供たちへの思いや過去の家族の闘病なども関係するのですが、

長くなるので、今回は割愛します!

 

便秘で悩む方、健康について考える方の、少しでもお役に立てれば幸いです。

ヨガとインタビューという仕事

昨日、久しぶりにアシュタンガヨガのクラスに参加しました。アシュタンガヨガは、私がヨガを始めるきっかけになったヨガであり、今でも割と好きな流派であります。アシュタンガは、ポーズに明確な順番があり、体の動きもダイナミックなためか、呼吸もほかのヨガよりも深く長いような気がします(吸うときは胸いっぱいに横隔膜に空気を入れ、出す時は、のど元からダースベーダ―のような音を立てて、深―く長く吐きます)。

 

ヨガを始めて数年立った時、師事していた先生は、兼業していたモデル兼演劇の仕事に集中したいとのことで、クラスは終わりになりました。もともと、「子連れでOKヨガ」という名前で、地元のママであるTさんが主宰してくれたサークル。今後も私たち生徒が(子連れでも)ヨガを続ける環境がなくなるのは困るだろうということで、Tさんは、地元で通えるヨガの先生を紹介してくれました。一部は紹介してくれた先生に流れ、一部はヨガを離れていきました。

 

私は紹介していただいた先生がハタヨガベースのヨガでしたので、先生のご指導を受けていました。が、アシュタンガを続けたいという思いもあり、ある有名なアシュタンガヨガスクールに。そこで、〝本物の伝統的なアシュタンガ〟に出会うことになり…。

 

クラスはサンスクリット語、周りの生徒さんのレベルがあまりにも高く、初めて、アシュタンガヨガのハードルの高さを感じました。クラスが遠方なことやいろいろな方のご意見もあり、とりあえずアシュタンガは封印。現在もヨガは続けていますが、肉体的なヨガよりも、

体をじっくり丁寧に動かしたり、瞑想をしたりと、穏やかさを重要視するようになりました。

 

 

そんな中、お仕事でアシュタンガヨガの女性を取材する仕事をいただきました。一度手放してしまったアシュタンガ。日ごろから、私はなるべく、インタビューをする方に気持ちが同調できるように、その方のヨガを事前に習いに行ったり、勉強を深めるようにしています。今回も自分の地域から通えるアシュタンガクラスに通い、ときにYou tube動画で練習をして、インタビューに挑みました。

 

が、インタビューした女性には申し訳ないほど、自分が勉強不足であることを感じました。

アシュタンガには、呼吸、ポーズの順番、目線(ドリシティ)を守ること。また、呼吸は胸式呼吸をするなど、他のヨガよりも「規則」のようなものがはっきりしています。

基本は分かっていたつもりなのですが、敢えて変化球の質問をしてみたら、「絶対にそんなことはしない! だってアシュタンガヨガのシステムは守るもの」というご意見をいただき、そうか、この流派の方の気持ちを乱すようなことを言ってはいけないのだな、と痛感しました。

 

また勉強になったのは、アシュタンガヨガは、ムーンデー(満月と新月)、生理3日間は練習をしない。(アシュタンガヨガのシステムでは、女性は生理中、練習を休む。もしくは逆転のポーズはしないのが原則。ただし逆転がNGなのは、健康上の理由もあって、他の流派でも避けるように言われています)。これには月のリズムと人間の体の関係があるようですが、他のヨガでは、ムーンデーの考え方はあまり聞いたことはありません。

 

ほかにも、ヨガ的食事、人間関係など、全てがヨガを中心に周っていらっしゃる方でした。彼女が経験されてきたことも含め、そこまでアシュタンガシステムに敬意を払い、継続できる理由もわかる気がしました。

ただし、自分ができるかどうか、もしくは他人に勧めるかは、「あなたに合っていて、あなたに必要ならば」。

 

人には人それぞれの人生があり、ヨガをしていても、100人いれば100人のヨガ的人生があるのだろうと。

 

インタビューでは、毎回、相手の方が好きになります(男女問わず)。だからこそ情熱を込めて記事が書けるのですが、最近は、なぜか、いろんな方を斜めから見るようになってしまいました。もちろん、記事は冷静さをもち、事実に反することなく、そして楽しく読んでいただけるように書くのが使命です。

 

しかし、10年近く続けていて思うのは、仕事を続けるというのは、続ければ続けるほど、プロフェショナルに近づくのではなく、時に自分の未熟さやもどかしさを感じ、業界や相手の悪いところも見えてしまうものなのかもしれない、ということ。

こんなことを書いてすごく裏切るようになるかもしれませんが、何かを続けていて、結局、本当の意味で「楽になること」ってない気がするのです。

良いことが訪れると同時に、嫌なことって存在するのだな、と。

 

ヨガも同様で、ヨガで心と体が変化した喜びを感じるのに、続けていくうちに、ヨガの教訓(智慧)に縛られて、ヨガ的でない自分=こうでなくてはいけない自分、に苦しむことがあるのも事実。

人の数だけ、人生がある。ヨガをする人の数だけ、ヨガ的人生がある。

常に完璧でいるのは難しいし、完璧を求めていて今、苦しいんだな、ってわかる。

それだけでもいいのかな、って、答えがないようでこれが答えのような気がします。

 

辛くてもこの仕事を辞めなくて良かったことも、もちろんあります。苦手と思っていた人に敬意を払えるようになったり、こんな風に仕事を続けさせてもらっていることに、ありがたいと思えるようになりました。

 

今、生理で悩んでいて、カモミールティーに頼っています。イライラしそうでも、カモミールのような鎮静系のハーブティーは私を助けてくれます。

実は、この痛みがあるまでは、少しハーブから離れていました。良さがわからなくなっていたような。

 

今はヨガにどっぷりはまりすぎて、疲れているのかもしれません。

知識も経験も追いつかず、焦ってばかり。だからこそ、今、ハーブにうんと助けられています。

 

ハーブとヨガがシーソーのように、良い具合にもそうでない方向にも働いたりする。飽きることがない人がいるのかもしれませんが、私は飽きるタイプのよう…。

で、大体、戻ってきます。理由はちょっとわからないけれど、自分の原点のような、よりどころのような存在なのかもしれません。

彼氏や旦那がいやになっても、やはりあなたしかいない、という感じでしょうか…。

 

人生に答えってない。というより、そこに気づけたことが良いこと、と思いたい、今日この頃です。

 

みなさん、素敵な春をお過ごしください。

春休みは楽しいか苦悩か。

なんだか年が明けてから、年月が経つのがあっという間に感じています。これまで寒くて寒くて、大雪降ったり、初めて灯油ストーブを使っている生活をしていたのに、気が付いたらあっという間に春休みの真っただ中です。

 

春休み…というと、うちの娘たちにとっては、パラダイスのような時間のようですが、フリーランスとして常に仕事があったり、時に途絶えたりする私にとっては、苦しみの時期でもあります(すごくネガティブな意味ではなく)。

まず自分の時間がありません。

パソコンのキーボードを打つすぐ横では、リカちゃん遊びに没頭する11歳と8歳の娘のはしゃぐ声。集中できない…。

「外で遊んで来たら?」

「一階に行ってくれたら嬉しいな」とか言いますが、おのおの事情があるようです。私の仕事部屋(といってもリビングの隣の空きスペース)はドアもないので、子供たちが普通に「お尋ね申す」とばかりに、お菓子持ってきてくれたり、明日の用事を聞きに来たり。

 

そして、家事が絶えずあります。

娘たちはだいぶ大きくなってきたので、家事のお手伝いを頼みましたが、お皿を割りました(笑)。

もう麦茶こぼしたり、何かを壊したりは日常茶飯事なので、早々取り乱すこともありませんが、やはり、私の耳に入ってくる、いつもは可愛い娘たちの声も、仕事中は雑…いや失礼、ちょっと障害になるのです。

 

春休み、働いているワーキングママにはつきまとう悩みかもしれませんね。特に在宅であると、こういうときは、仕事とプライベートの堺が難しいので、自分でルールを作るか、もしくは相当ダラダラやってなんとかなるか、のどちらかです。

 

悩めるワーキング在宅ママの私の気晴らしは、仕事をしたい時間を犠牲にしてでも、少しヨガをするか、簡単にアロマを嗅ぐことです。最近よく使用しているのが、「MARKS&WEB」の石焼きに、ニールズヤードレメディの「VITALITY」の香りを使うこと。どちらも仕事の帰りに、香りや使用方法にピンときて購入しました。

とにかく、手間をかけずに気持ちを持ちあげることが、期限付きの仕事をしているときにはストレスをためない、手っ取り早い方法です。

本当は、ゆっくりお茶を飲んだり、ヨガの教室に行きたいのですが、ヨガを予定してたら、仕事の依頼が入って、そのまま一週間は制作に取り掛かるため、子供の習いごとや家事以外は、ほぼ座りっぱなしのパソコンとのにらめっこ状態が続きます。

 

そんな忙しい時間を昨年から続けてきましたが、今年は、もう少しわがままに過ごそうと考えています。ヨガの資格を取ったり、英語の勉強をしたり、これまでの仕事の仕方から、もう少し能動的に自分の人生を模索したい考え。

こうやって宣言する(アファメーション)するだけでも、気持ちに変化が出そうなので、声に出してみました。なにせ春ですから、子どもだけでなく、大人も人生を楽しまなくては。

 

1月から仕事ばかりして、食べるものも生活スタイルもダラダラしていたら、自分のベスト体重から数キロオーバーしていました。太陽礼拝を今朝取りいれたら、気持ちがうんと軽くなるとともに、いつもは楽にできるダウンドッグが、ふくらはぎがむくんで、突っ張る感じがありました。

良い習慣とは、一度手放すと、なかなか帰ってきません。おそらく自分だけでなく、仕事や家族の面倒以外に、自分のための時間を意識的に持つことの難しさを、感じている人は多いのかもしれません。「一日30分は、自分の魂の喜ぶことをしなさい」とかの有名なヨガ講師のサント―シマ香先生は、かつてのヨガの恩師から言われたそうです。

 

そんな春休みもあと数日。私の締め切りもあと数日。仕事の期限も生きる期限も限られているなら、少しでも自分の魂の声に耳を傾けなくちゃ、と。お菓子を食べたい気持ちを抑えて、ハーブティーやたんぽぽコーヒーで気持ちを紛らわせています。

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