yumikonoaroma’s diary

ライター。アロマテラピーアドバイザー、ハーバルセラピスト。日常で感じるハーブやアロマテラピー、たまにヨガについて♡

呼吸を深めるハーブと呼吸について

朝晩になると、だんだん冷え込みが進んできました。ヨガでバリバリ動いているし、今年は免疫上がってそう!  風邪も引かないかも!

と思っていたら風邪をひきました(笑)!

 

同じタイミングで、うちの娘ふたりも喉の痛みと鼻水や鼻詰まりの症状があり、家族みんなで風邪引き状態に。空気が乾燥しているので、水分を少しサボるだけでも咳につながりやすく、アレルギー体質もあるのでなおさら気をつけなくてはいけないのですが…。あ~今年もこんな季節が来たなあと、娘や自分の体調管理を思うと、身が引き締まるのでした。

 

こんな時期になると、やっぱりハーブに頼りたくなります。

 

風邪の季節に使うのは、セージとタイム。

今年はうちの小さい花壇でセージやタイムなどのハーブを育てているので、生活の木で購入していたジャーマンカモミールローズヒップと、ブレンドして家族で飲みました。ティーを蒸して待つ間も、蒸気を吸引。温かい湯気に少し詰まった鼻が通り、香りも感じて少しリラックスできました。

 

お風呂から上がり、ポカポカすると少し体調も良くなります。そのまま身体が冷えないうちにマスクをつけて、布団に潜り込みました。しかし、今朝目が覚めたら、呼吸がしずらかったのか無意識のうちにマスクは顎にかけていて、口をぽっかり開けて寝ていました(笑)。口の中は乾燥して声が出しにくい。

「朝だよ、起きてー」

の声がしゃがれていました。

 

風邪をひいて気がついたのが、口で呼吸をしていると、自然と胸の上の方で(肺の上辺り)で呼吸をしていて、呼吸そのものが浅くなっています。

鼻が通って、かつ鼻呼吸ができていると、胸いっぱいに呼吸を広げる事ができるし、意識するとお腹の下の方まで呼吸を通す事ができます。

 

つまり口で呼吸ばかりしていると、イライラしやすいし、エネルギーを余計に使ってしまうので疲れやすい。

鼻で呼吸をすると、お腹まで酸素が行き渡り、いわゆる丹田というところに力が向くので、心のエネルギーが活性化しやすいし、腹に力を入れることができるため、背筋も伸びます。

 

呼吸は、その質によって毎日のパフォーマンスや心の状態に影響を与える大事な身体のシステム。

だから、毎日の中で、いま自分の呼吸は浅いかな、深いかな、身体のどこを使って今、呼吸をできているかな、とときどき意識してあげることが大切です。

 

呼吸をしっかり深めてくれるアイテムのひとつに、ハーブはとても有効的。

体が温まると血流が良くなり、香りでリラックスすると、さっきまでの自分が実は緊張状態であったことに気づかせてくれます。

 

今朝は子供たちを学校に送り出してから、使ってなくなったセージを摘むために庭に出ました。見ると、セージの葉は虫に食べられて、多くの葉に穴が空いています。

 

セージは薬に似た独特の匂いがあるので、こんなに臭いがしても美味しいのかな?

と思うのですが、虫にとっては大事な栄養源なのかもしれません(笑)。

 

人間って、自分たちの世界だけで生きていると思いがちですが、こうやって、葉や野菜、実など、自然界のいろいろを虫や動物たちと分け合っているんですよね。

 

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わさわさ伸びたけど、葉は食べられているので、可能なところだけ収穫。

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ドライにして、またティーにします。

 

私の周りの家族も風邪を引いているし、街行く人もマスクをする人を多く見かけます。

元気な方もそうでない方も、この目まぐるしい季節のなか、ぜひご自愛してお過ごしください⭐️

 

では。