yumikonoaroma’s diary

ライター。アロマテラピーアドバイザー、ハーバルセラピスト。日常で感じるハーブやアロマテラピー、たまにヨガについて♡

パニック障害になっちゃいました。

ええ、これはもう、タイトル通りなんです。

毎度、毎度、ご無沙汰してます、hanakoです。

 

発症前と発症した時の記録を今回は綴ります。

2021年は、仕事と長女の高校受験とアロマセラピスト実技と学科の勉強という

ものすごい精神面と肉体面とハードな一年を駆け抜けていました。

年末も相当忙しく、2022年のお正月はつまりかけた仕事を来年に持ち越すことにして、

のんびりした正月を過ごしました。

が、正月が開けると、働くねー日本人、親にプレッシャーくるよねーややこしい出願ルールと

入学準備。これに輪をかけていけなかったのが、アロマセラピストの試験準備。

もともと、私のアロマの先生は病気、事故、スケジュールミス、飼い猫に噛まれた(笑)とか、当日30分前のドタキャンが多く、特に実技授業のスケジュールが押しに押して、

結局私の娘の受験準備にいちばん大変な時期に重なりました。

もう実技授業は合格したものの、次はパートナーとの実技でカルテ作り、実技試験の

予定が、私的にはかーなーリー休みたい3月に入ってしまいました。

その頃から体がだるくなったり、睡眠の質が落ちたり、かなり落ちてるな、と

感じていましたが、なんとか、乗り越えるしかない・・・・!

乗り越えられるかーい!

 

ある日起きたら、だるさと微熱で起きられなくなっていました。

 

 

私は、NO、が言えない人間だったのです。

本当に大切なことと、そうでないことの区別がついておらず、

いいひとであり続けようとしていたのかもしれません。

だから、体が悲鳴を上げていました。

 

微熱とだるさが続いた時には、アロマセラピストの資格は諦めることにしました。

ずっと昨年の夏頃から、かなり体を酷使していたし、

履修は終わっていたので、資格にこだわる必要性は、昨年頃からないと感じ始めていました。が。授業料を払ってしまったが故、プライドもあり体がNGになるまで辞めると言えませんでした。

 

時すでに遅しです。

だるさが半端ない。なんとか長女の卒業式は出れましたが、翌週の次女の卒業式はフーフー

呼吸を整えながら出席していましたが、明らかに体に異変。

それでも病院にいかなかったのは、これくらいの辛さなら、家で少し休めばなんとかなるだろうと軽く見ていました。

 

決定的だったのは、買い物でイオンに入った時に、突然心臓がバクバク行った時。

そういえば、セラピスト仲間のカルテ実習の一日前の前日も、急に心臓がバクバク言って、

でも10分ほどで治ったので、疲れてるのかな、と寝てしまったことを思い出しました。

ああ、これって多分、パニック障害だなーと思いました。

 

病院に行く体力もなく、しばらく自宅にいました。

自宅にいたら体が楽になったので、夫が止めるのにもかかわらず、家族とデパートへ。

デパートに近づくにつれ、ムズムズとした不安が襲いかかりました。

まさかまさか、気のせいよ。

でも、店内に入ったあと、急に目眩とだるさに襲われました。すれ違う人の目線が怖く、

私は変な人だと思われているかもしれないと怖くなりました。

気分転換にうどん屋に家族と言ってもめまいがおこり、でもせっかくの家族とのお出かけ

を無駄にしたくないと、具合悪いといえず。

それでも私の異変に気づいていた夫は、一旦私を自宅に送り、子供たちの入学準備の

買い物に行ってくれました。夕飯から何から主人が動いてくれました(感謝✖️100)。

私はぐったり動けませんでした。

 

これは今まで経験した病気と違うと、心療内科に行きました。

医師から出された診断は、「広場恐怖症」でした。はい? 初めて聞きました。

いわゆるパニック障害の一部なのですが、私の場合は、建物内や人混みなどが苦手。

美容室や歯医者、電車などの公共機関など、自宅意外がすでに恐怖の対象になっていました。

 

実は、私、鬱を経験しています。

お薬を飲みながらでも寛解(投薬は必要だが日常に問題がない)状態を長年、

よき医師の治療のおかげでキープできていましたが、

コロナになってからの落ち込みや自分のキャリアへの焦り、家庭への義務感など

かなり自分を追い込んでいました。気づいていましたが、そのうち休める、そのうち、そのうち、と思いながら、いつの間にか、休めなくなっていました。

 

やってしまいました。後悔してもときすでに遅しです。前向きになったり、後ろ向きになったりしますが、とにかく今日を生きる! 少しでもよくしたい! 

 

発症してから10ヶ月経ちました。

今は、出かける時は頓服(抗不安薬)を飲み、主婦、母としての仕事はなんとかできています。ですが、ライターの仕事ができなくなってしまいました。クライアントさんには

正直に話しました。先のことはわかりません。

取材したい、書きたい気持ちはありますが、無理をしてもいい仕事はできないし、悪化すれば

家族も自分もさらに悲しい気持ちになります。

 

私にとっての進歩は、自分の病気について、ブログで書こうと思い、

今、それを実現できていることです。

長い間、パソコンに触れておらず、文章で自分の状況を知らせることが悲しく、

惨めだと思っていました。

 

書くことはもうだめかな、とも思っていました。

でも昨日、パニック障害のブログを書かれてる方の文章を目にし、私も自分のことを

正直に伝えようと思えました。ずっと背を向けていた書くことに対する

思いと、本当の自分を晒す勇気もらいました。

 

今後のことは葛藤しますが、日常をコツコツと送りながら、あまり先のことは考えないようにしました。

今、自分にとって一番プラスなことは、鍼灸院に通い始めて、心と体の面に、

私の中に眠っている、心と体が健やかな状態を呼び覚ましてもらえることです。

それから、夫や娘、学生時代の友人が私も支えてくれます。

心療内科は都内から近所に変えました。先生とは、まだちょっとコミュニケーションがうまく

行きません。先生が情報をよく忘れる(笑)。それを優秀なソーシャルワーカーの女性が

うまくフォローして、病院がまわるという見事なコンビネーション!)

 

また色々更新します。

 

最後に。

身近にパニック障害や鬱など精神障害などにかかられている方がいたら、

どうぞ優しく見守ってあげてください。

気合いなんかでは治りません。 優しさと理解が私たちには必要です。

そして、私たちもあなたたちを理解し、優しくありたいのです。

 

今日は寒いので、暖かく。ハーブティーが美味しい季節になりましたね。

ではまた。