和ハーブ🌿 日本の自然がくれるプレゼント
5月のある晴れた土曜日、
二俣川のこどもしぜん公園で、
野草散策のイベントに娘2人と参加しました。
主催者は「ハーブ王子」として野草の素晴らしさを伝える活動をされている山下智道さんです(見た目もやはり王子です✨)若手の野草研究家、兼和ハーブセラピスト。野草を使った料理も得意で、レシピもFacebookなどで紹介されたり、イベント開催など、和ハーブの領域で幅広く活躍されてます。
さて、野草といったら、何が思い浮かぶでしょうか。
実はふだん私たちが散歩をしたり、小さな子供の頃から触れていた、身近な自然ももちろん含まれているんですね。
例えば、子供の頃、「貧乏草」と随分失礼な言い方をしていた花は、
「ハルジオン」という名前があります。
これは娘が採ってきたハルジオン。
今は梅雨の時期になってきたのでもう見かけなくなりました。
4〜5月は、あちこちの草っ原に元気に咲いていました^ - ^
それからドクダミ。
私のドクダミの思い出は、実家の庭に猛然と生えており、その伐採に父が苦労していたのを覚えています。
子供の頃は、雑草のイメージでしたが、「ドクダミ茶」として、ちゃんと飲まれています。
日本人の智慧、もしくは伝承医療。
日本人が受け継いできたはずなのに、どこでどきれてしまったのか、忘れられてしまったのか。
最近は和の精油もお店で増えていますし、和ハーブに力を入れているハーブ専門店もあります。
これから、少しずつ注目されていくのでは、と期待してます。
野草散策の話に戻りますが。
当日は、公園内を散策し、いろいろな野草の説明してもらいました。子連れ参加+野草初体験だったので、なかなか全てを把握してませんが、、
母子草。
右は日本で貴重とされる黒文字。ほのかな柑橘系の香り。精油としても、かなり人気があります。
ミツバ(料理に使われますね)、それからかなり小さくて見にくいですが、チドメ(その名の通り、昔は血を止める薬草として使われていたそうです)。クローバーみたいなかわいい形をしています。
ガイド終了の後は、おそらく20名弱くらいいた参加者の方々と、お弁当を食べました。自己紹介もし、だんだんと打ち解けていきました💕
皆さん、和ハーブに詳しい方もいたり、とても勉強になりました。
ハーブ王子さんによる、スギナ、ヨモギ、クロモジの和ハーブブレンドティーもいただきました。少し渋みがあるような、柔らかい草の香り。
お茶のほのかな香りと温かさに癒されて、思わず笑顔がほころびました。
今回改めて実感したのが、自然に触れて、初対面だけれどたくさんの人と会話をし、食を共にすることで。いつの間にか癒され、元気をもらっていたこと。
これって、お庭でひたすらハーブを育てたり、ハーブを勉強したりする以上に、貴重な体験なんですね♥️
人も自然も、共存し合って生きている。
インターネットなど情報が溢れる中、人との関係の希薄性が稀有されたりしますが、こうやって一歩前に出てみて、自然の中に飛び込むと、日頃の疲れやストレスも吹き飛びます。いやいや、ストレスって何?
というくらいの癒しパワーでした。
現在は西洋ハーブを猛勉強してるので、和のハーブに触れると、少し「勉強」から離れることができるので、リフレッシュにもなります。
身近な自然に触れることによって、改めて日本の自然について考えたり、人とのコミュニケーションの大切さを感じたり。
私も、いっしょに参加した子供もニコニコの一日でした♥️
また参加したいな〜♥️
とても素敵な思い出になりましたo(^▽^)o
ハーブセラピストへの道✨
アロマも大好きだけど、ハーブも大好き。
独学で勉強して試験受けれるし、と軽い気持ちで、試験勉強始めたら、
ハーブの魅力に完全にはまってしまいした。
3月にメディカルハーブの検定を受け、見事に合格しました。
引越しやらあり、すっかりこちらのブログで書き忘れてましたが(^^;;
メディカルハーブの書籍を読むと、まだまだ知らないことがたくさんあり、関心が深くなりました(。-_-。)
そこで、考えた末、
JAMHA(日本メディカルハーブ協会)のハーバルセラピストのコースに通うことになりました✨
今日はその一回目..
今日の講義は、メディカルハーブ検定でもやったことをさらに深く掘り下げます..ということでしたが。
深い! 深すぎます‼︎
ハーブの歴史や成分の話しなど、
そうだったんだ...
知らなかった...
来て良かった。
そしてメディカルハーブ検定でハーブわかっていたつもりの自分を深く反省しました。
この講座が終わって、もし受かったら、なにか新しい道が開けるのでしょうか。
覚えることあって脳がパンパンです。
先生はベテランのなかのベテランで
説明もわかりやすく、とても濃厚な4時間でした...
講義の途中で、いろいろなハーブを見て、嗅いだりしました。
印象的なのは、
メディカルで使えるのは、根部だけです。強肝、利胆作用があり、胆汁の分泌を促したりします✨
二日酔いの後も、ローズヒップとブレンドしたりします。
特にグリーンフラスコのダンディライオンは、根部が大きめで、香りも濃厚。
粒も食べても、カリカリとして、後から渋さが口の中に広がります。
ティーはもちろん、細粒にして、バニラアイスに混ぜたり、パン生地に混ぜたり、食べることも楽しめるそうです✨
疲れた脳を、娘たちが、
オリエンタルラジオのモノマネ(パーフェクトヒューマン)で笑わせてくれて、疲れが飛びました😃😃😃
今日はここまで。
カモマイルで、リラックスして寝ようかな〜。
ハーブ専門書 ワイル博士のメディカルハーブ相談室
前から気になっていたハーブの本、
『ワイル博士のメディカルハーブ相談室』
東京堂出版
著者 アンドルー ワイル
監訳 解説 林 真一郎
翻訳 榊原 有一
おもしろいので、一気に読んでしまいました。
メディカルハーブ検定を持っている段階で、今回紹介されたハーブについて全ては把握するのは難しいです。しかし、じぶんが知っているハーブでの有能性や効能の真偽については、ワイル博士と、林さんの解説で、現代の科学的検証と、博士自身の体験から、正直に語っているところが愉快です。
ためになるし、ハーブにしても、西洋医学にしても、科学的根拠よりも、基本的な知識と実体験が何よりも大切だと思わされます。
植物療法において、まだまだ研究段階だったり、某大学での論文が、実は実験自体が十分な実証がなされないまま、結論を出されていることも懸念されています。
それを踏まえて、一番印象的だった項目は、
「エキナセアの効能は、現在どのように評価されているのか」です。
標題は、
“エキナセアについては、効果を巡ってさまざまな議論がされているが、実際に効能はあるのかどうか“
ということ。
博士によると、エキナセアは、風邪の羅患率を56%低下させ、羅患期間を1.4日短縮。通常は年2〜4回の風邪が、エキナセアを服用している人は年に1〜2回にとどまるとのこと。
一方で、アメリカのコネチカット大学やハートフォード大学では、ライノウィルス(代表的な風邪のウィルスのひとつ)では、あまり効果が出なかった、という報告があるようです。
一般的にエキナセアの研究の多くは、ドイツでその有能性が証明されているようです。上記の米大学での研究に使用されたエキナセアは、有効量に適していないと博士は憂いていますが、エキナセアについては、まだまだ、幅広い種のエキナセアを集め、クオリティの高い研究が必要だ、とのこと。
はてさて、これについて、エキナセアを風邪の有能性を信じて使っていらっしゃる方は、どう思うのでしょうか?
私も、一般的に風邪を引いたかな、と思う時は、ローズヒップなどと合わせて使う時があります。
ハーブなので、風邪薬のような即効性はありませんが、症状の辛さを少し和らげてくれます。
ハーブの香りや温かさ、味も、風邪で緊張した心身を包み込んでくれます。
効能については、全ての風邪に効く、というわけでもない気がします。現に、鼻水などカタル症状があるときは、粘液質の高いウスベニアオイやリンデンも良いし、咳が出るときはセージ、痰が絡む時はタイムなど、その時々に組み合わせていくことで、それぞれの良さが発揮されます。
普通に風邪っぽい(微熱やだるさ、疲れなど)の時は、私はエキナセアが好きですが、
とにかく不調時は、エキナセアが好き! という方もいるかもしれません。
この本を読んで感心したのは、統合医療の権威であるワイル博士が、すごく高い視点から、植物療法は絶対だ、とは語らないこと。
あくまで、個人の体験や研究、友人研究者の見解、大学での報告などさまざな視点から、冷静に、博士のウェブサイトに寄せられた質問に答えています。
普段、病院に行っても、あなたはこの薬なら合いそうですね、お医者様からありますよね(私は過去に喘息あったり、今もアレルギー体質なので、お薬を飲む時の“相性“を感じます)
要はそれと一緒で、ハーブでも体質に合わなかったとか、好みとかで、効能は変わってくると思います。
私も、そしてメディカルハーブやアロマを探求する方も、
植物療法が全てではないし、
かといって、
西洋医学が全てだとも思っていないはずです。
だから、⚪️⚪️は絶対効く! とか、これは合わない! など決めつけずに、自分に合った治療法を選択していく権利があるんじゃないかと、
考えた次第です。
ワイル博士の本はそれ以外の項目にも、面白かったり、疑問を抱いたりしましたが、それを夫と論議したり、本当の安全ってなんだろう...
とも考えます。
いろいろ語ると長く長くなるので、ここまで(*^_^*)
ハーブについて深く知りたい方にはなかなか面白い本だと思います。
ハーブティンクチャーで化粧水作り🌿
紫外線が気になるこの頃。
ゴールデンウィークで家族と出かけると、長時間外にいることもあるので、うわーっ紫外線きたっと思います。
そんな美白が気になるこの季節、
ハーブティンクチャーを使って、化粧水を作ってみました。
ハーブティンクチャーは、半年くらい前に作って冷蔵庫保存していました。使ったハーブは、
⚪️カモマイルジャーマン、ラベンダー、マリーゴールド
です。
ウォッカはなかったので、無水エタノールを使用。1ヶ月ほど漬け込みました。チンキは遮光便に入れ、冷蔵庫保存すれば、1年くらい持ちます。
便利ですね✨
ビーカーに移したチンキです。
さて、
レシピは
⚪️ハーブティンクチャー
⚪️精製水
⚪️植物性グリセリン
⚪️好みの精油
今回はローズとカモマイルローマン
⚪️容器(できれば遮光)
今回はかなりざっくばらんです(ーー;)
②ハーブティンクチャーを10mlビーカーに計り入れる。
③ ①②を交ぜ、さらに残りの精製水を化粧水便に入れる。今回は、150mlくらいの便なので、精製水は120くらい。
④精油を入れる(各2滴)
⑤便ををシャカシャカ振り、材料を混ぜ合わせる。
※1ヶ月使い切り
※参考にされる方は、本や専門家の方の指示を煽ってくださいね。
あくまで自己責任ですm(_ _)m
感想は...成分がひたひた染み渡る感じ。自然素材の気持ち良さがありますo(^▽^)o
乾燥肌なので、もう少しグリセリンを入れても良かったかな...と思います。
次回は、ヒアルロン酸原液やビタミンC誘導体を入れて、もっちり感に仕上げたいです。
仕上がりはこんな感じです。
ちなみに色は薄い黄色⤵️
カモマイルやマリーゴールドの色素でしょうか?
大事に使いたいと思います🌟
欲する精油と心の状態
今朝は娘たちが二人で登校してくれました...
引っ越してきたばかり、ちびは小1で体も小さいから、いつも途中まで送っていたから💧
子供が自分で学校行けると、母の朝活は断然、ラク!になります。
さてさて今朝はとてもレモングラスの香りが嗅ぎたくなりました。
温かい季節になると、割とスッキリした香りが欲しくなります✨
最近は、体調によって、求める香りが違うようになりました。
苦手だった香りが好きになったり、その逆も然り。
生理前は、断然、ゼラニウム。
気持ちが落ち込んで自信を無くした時は、ローズ。
この前は仕事で疲労困憊していて、ローズが欲しくなり、ついでに生理だったので、今まで苦手だった
クラリセージが好きになりました。
ローズとクラリセージに、イランイランを交ぜたら、リラックス通り越して眠くなるくらい気持ちよかったです。
今回、レモングラスが欲しくなる理由は何かあるのかな?と思って調べてみました。
レモングラスーー
尽きない悩みや精神疲労、緊張がある時に。視野を広げて、冷静に解決策を生み出せる
『アロマテラピーの教科書』
和田文雄さん著
ははーん。
ちなみにブレンドは、マージョラム、ローズマリー、ペパーミントなどの清涼感のある香りがいいとのこと。
試しにレモングラス➕好きなマージョラムを芳香浴してみました。
気持ちがすっきり...
というか、今までの緊張感やストレスを洗い流してくれるような、優しい気持ちを運んできてくれました。
それもそのはず。
緊急の取材と、とってもタイトなスケジュールで、今朝の3時まで原稿書いてました。
睡眠たぶん、3時間くらい。
こりゃ、疲れるわ。
しかし最近は、引っ越してきて自然の多い、静かな環境に暮らしているせいか、少し、イライラする、という感覚が抜けてきました。
疲れていても、洗濯物を干せば太陽の光が眩しく当たり、今はよく鶯の鳴き声がします。
隣の空き地だけど、野草や名前の知らない花々が咲いています。
東京では、ガーデニングをして心を鎮めていたけど、半年くらい、引っ越しが決まったので、ベランダに新しい植物たちを植えないよう我慢してました。
いつの間にか、外の騒音や家の片付けやら、町の人の多さに疲れるようになっていたみたい。
と今、書いていて気付きました。
香りも、目に入る風景や耳に届く音も、たぶん普段食べている食べ物も、五感全て、受け止めて、ひとはいきてるんだなぁ。
触感は、、、子供たちの柔らかさに癒されているのかなぁ。
いつも参考にしています。
和田文緒さんの
『アロマテラピーに教科書』
アドバイザーになる前も、なってからも、お世話になりっぱなしで、ボロボロ。
何回見ても見飽きない、情報がたくさん✨
好きなことは、頑張って10年やろうと頑張って、10年続けて良かったとおっしゃっています。
わたしも好きなこと10年...
続けてまだ月日はそこまでは
経ちませんが、
何かを辞めようか始めようか考えた時に、
10年続けたいか、を考えるようになりました。
それは歳を重ねてからの良い判断基準でもあります。
辞めるのは簡単。
でも、再出発ってけっこう大変だから、辞めるのはすごく勇気がいること。
だから、辛くて辞めたい❗️
と思った時、これは今後10年実績を残したいものか考える。
その時に、やはり好きなんだ、って再確認できるんですね。
でも、お休み、はしょっちゅうしますよ。
アロマの香りは、自分を休ませてくれたり、背中を押してくれたり。
素敵な、ありがたい、友のような、尊敬する人のような、ゆりかごのような存在💕
さーて、まだ家事が残っている!
春の訪れと揺らぎ肌にハーブのスチームパック
寒暖差はあるものの、春めいた季節になってきましたね。
春といえば...年度末の仕事の忙しさ、就職、入学、転勤...⁈
などなど変化の多い時期。
ついつい自分自身のケアもおろそかになってしまいます。
ちなみに我が家も、主人の転勤に伴い、引っ越しをしました。実家からも近く、朝は鳥の声が鳴きかう静かな住宅街です。
とはいえ、引っ越しのドタバタで、やはりアロマケアを忘れがちに...∑(゚Д゚)
市役所で転入届けなど終えた後は、4時間以上待ちでくたくたに。乾燥した室内で水分もろくに取らずにいたら、
次女「ママ、唇の皮がむけてるよ、、」
長女「はい、これ」
渡された娘のリップクリーム塗る私。
相当、ケア不足きてるなー(ーー;)
今日は主人が子供たちを寝かしつけてくれたので、ウスベニアオイとリンデンのフェイシャルスチームをしました。
ボウルに(洗面器を引っ越し時に捨ててしまった)に熱湯をかけて、バスタオルを頭からかけて5〜10分くらい蒸らします。
この時、目はつむりましょう!
顔全体が汗をかいて、水気を拭き取ると、肌全体がもっちりします。
ウスベニアオイとリンデンの成分が保湿効果を高めますし、お肌全体がポカポカして気持ちいい❤️
残りはもったいないから、足浴。
狭いので足先だけ💧
保湿はアルガンオイルなどさまざなケアがあるけれど、時間ができた時やピンチの時は、ハーブのスチームが適してる気がします。
顔が汗かく→デトックス
ハーブの保湿効果→自然な柔らかさが戻る
➕
ハーブの香りでアロマテラピー効果(リラックス)
お肌が喜んでる〜。
無理しないで、自然に保湿力を取り戻す感覚、でしょうか。
忙しい時は、ちゃちゃっと保湿しがちだけど、ふと気がついた時にお肌にご褒美、あげましょう!
だって毎日がんばってるんだから(*^_^*)
近所を散歩してたら、小さい花を見つけました。春だな。
喉の痛み、咳を緩和するセージのハーブティー
次女が今朝から咳が出ているので、セージのハーブティーを入れました。
セージだけでは、薬のような苦い香りが目立つので、今回は、ウスベニアオイ、リンデンをプラス。ウスベニアオイもリンデンも粘液質が豊富なので、カタル症状(鼻水、鼻詰まりなど耳鼻咽喉系の不快症状)を和らげてくれます。
セージは、花を使ったハーブと使うと、臭みが緩和され、程よい甘みと苦味が混ざったティーになるような気がします。
前回は、カモマイルジャーマンと、今回はウスベニアオイとリンデン。どちらも相性の良さを感じます。
子供のために作ったのに、私の方が癒やされてる^_^
喉がすーっとして、鼻通りも良くなる気がします。
大人も、以外と疲れてるのかもしれませんね。子供のケアのつもりが、自分の癒しやちょっとした休憩タイムになるんだな、と気がつかされました。
セージの濁ったような緑色も、けっこう好きです。