ホメオスタシスを維持する生き方 (食事もしくは排せつ編)
こんにちは。文章がすっかり「お久しぶりです」から始まるようになってしまった昨今。
ひさびさにいろいろ書こうと思います。
テーマは「ホメオシスタスの維持」。食事、睡眠、運動、そのほかプチ不調対処法について。
大学時代からの友人に言われていた一言が気になっており、自分の健康や生活習慣について見直すようになりました。
そのひと事とは
「え? ヨガやってるのに、便秘体質なの?」
でした。
そうなんです。
子供のころから、普通に朝、お通じがが出るとか、あまり経験したことがありません。
もちろん、これまでの人生でちゃんと「出してきた」わけだから、今生きていられるわけですが、ちょっとした心や生活の変化で「出なくなる」ことは、未だによくあります。
ちなみに、そのひと事を言ったNちゃんは、既婚子なし(子供は敢えて持たない選択)の
バリバリキャリア女子で、お酒もよく嗜む方。よくも悪くも?思っていることをズバッと言ってくれるので、これまでの私のたくさんの人生の危機を救ってくれた大切な友人です。
実は私は、お酒を良く嗜む人=ちょっと不健康?と思っていました。
お酒好きな方、ごめんなさい。
でもNちゃんは、お通じで悩んだ経験がないそう。一緒にいたもう一人の友人、Yちゃんも「出てる」そうなんです。
「毎日仕事でストレスばっかりだよ」と自称ストレスフル会社員の主人もほぼ快調なよう。運動は時々サッカーしていますが、とにかく
忙しいので、食事や睡眠はかなり不規則です。
じゃあ、お通じがよく出る人と出ない人では、何が違うのだろう?
というのが、私の根本的な思いでした。
ヨガをしているし、アロマテラピーによる心理的なケアや肌ケア、
ハーブで健康管理、睡眠も仕事が忙しくなければまあまあ取れてるはず…。
でもなにか足りないのだろう。
で、辿りついたのが、そもそも「ホメオスタシスを維持できるような生活をしているのか?」ということでした。
ホメオスタシスとは、簡単に言うと、以下のようなことですね。
和田文緒さん緒「アロマテラピーの教科書」(216P 免疫系と生活習慣病 より)
免疫系は、ウイルスなどの菌が寄ってきても、それに対抗する力があること。
神経系は、自律神経と副交感神経のバランス。
内分泌は、ホルモンのことで、女性でいえばエストロゲンとプロゲストロン。ほかにも脳内の神経伝達物質から出るさまざまなホルモンのこと。これら3つのバランスが取れてこそ、初めて健康的な心と体が維持できる、といわれています。
そんなこと、さんざん勉強しているから知ってるよ…と思っていたあなた(いや、私のこと)。このことを忘れていませんでしょうか?
これらホメオスタシス(恒常性ともいう)のバランスを保つためには、そもそも「運動、食事、睡眠」がきちんと取れていることが大事なのです。
運動はしてるけど、よく考えたら、睡眠時間を削って仕事をすることもある。
そして、食事はもともと便秘体質であることを自覚していながら、もしかしたら、(生活習慣含めて)いろんなバランスが取れていないのかもしれない、と思うようになりました。
便秘は、詰まるとお腹が張ったり、痛かったりするし、ひどいとニキビなどの肌荒れの原因になります。
また、ガンを罹患する女性の病名で一番多いのは、大腸ガンです。便秘と大腸ガンには密接な関係があります。私の義母は大腸ガンとその後の転移で亡くなりました。その壮絶な日々を見ていたので、できるだけなりたくない…。いや、いつかなにかしらの病気なってしまったとしても、思い当たる病気の原因があれば、それは子供たちのためにも、自分の人生のためにも、避けていきたいのです。
でも一言で言ってしまえば、美と健康のため。
お通じがある人は、体に老廃物が少ないから、お肌もきれい。体内の老廃物の90%は便だと言われているのですから、きちんとスッキリしたいですよね。
これまではちゃんと食べても、ちゃんと出ていない生活。
ではちゃんと食べて、出るようになるためには、どう生活を変えればいいのでしょうか。
やってみると、意外と「出すこと」を意識した食生活をしていなかったのね、とわかるようになりました。これまでは、野菜多め、肉より魚をなるべく食べる、おやつは控えめ、など。
まぁ健康的といえばそうですが、食に対する意識はまだまだ低い方だったのかもしれません。
以下が変えてみた、食事です。
・ごはんは白米ではなく、玄米もしくは玄米+小豆+雑穀米(六穀~十穀)
(理想は酵素玄米ですが、まだ検討中)
⇒玄米は、腸内の老廃物をからめとって出す役割があります。私の場合は、毎日食べ続けて、3日間めくらいから効果がありました。
・(月並みだけど)ヨーグルト。これに、アサイー(鉄分、食物繊維、ポリフェノールなど
体にいいこといっぱい)、もしくはローズヒップのパウダー(ビタミンCの爆弾!ですね)
など、チョコっと体にいいものを+(甘いのが食べたいからハチミツを入れる。ハチミツは陽性の食物といわれ、体を温めます。一方で、砂糖は陰性なので体を冷やします)。
・発酵食品を毎日食べる(味噌、納豆、キムチが主。ヨーグルトも発酵食品ですね)。
・ダンディライオンのハーブティ。またはチコリのインスタントコーヒー。水溶性食物繊維のイヌリンが入っていますね!
またはローズヒップ+ハイビスカス+ヒース(これらに気分や体調に合わせたハーブを+)。
また、便秘対策以外にも、こんなものもやってみました。
・ニンジンとリンゴの酵素ジュース
・ビートの酢漬け
・赤玉ねぎの黒酢漬け
これらは、ガン予防や、冷え性、貧血対策に取り入れています。冷え性でもあるので、こちらも本で調べたりして、試しています。ビートやニンジンとリンゴの酵素ジュースは、取材させていただいたヨギーニ(ヨガをする女性)にいろいろ教えてもらい、取り入れていれています。冷え性や貧血(疲れ)対策は、また改めてアップします。
ニンジンとリンゴのジュース、ローズヒップ+ハイビスカス+ヒースのブレンドハーブ(ネトルを足しました)、キムチ&庭で採れたシソ、ビーツの酢漬け、金平や卵焼きは夕飯と朝ごはんの残り、ご飯も昨晩の残り(鮭ごはん)。
食事を変えてみてわかったこと
とにかく、玄米なしでは過ごせなくなりました(笑)。初めは発芽玄米にこだわっていたのですが、玄米の方が体に合っているような気がしたので、今は玄米。玄米は主人の実家からいただいており、大変助かっています。
小豆は、なくなったら、すぐスーパーに買いに行きます。少し贅沢なスーパーに行って、好きな食べ物を買うのも、ストレス発散に。
もともと、私の兄がアレルギーがひどく、母が体にいいものを、と昔から添加物などを使わない料理で育ててくれました。洗濯は肌に刺激を与えない石鹸素地の粉洗剤。
私は若干、母に似ていて、アレルギーあるのに部屋の掃除が苦手ということはありますが(苦笑)。
でも食事のことを考えるのが大好きなので、あまり苦にはならない。だから続けられるのかもしれません。
お通じを見直すことがきっかけで、これまでの食生活を見直したり、自分の体に必要なものをちゃんと考えるようになりました。
食事+睡眠+ヨガ、体を冷やさない
などで、お通じがだいぶ回復しました。
おススメは、玄米です。
あとは上記のものをなるべく取るけど、いい加減な時もあります。野菜はなるべくオーガニック、スーパーフードはできるだけ摂取する、などこだわっていると経済的負担にもなる。忙しいと、摂取しなければという気持ちになって疲れてしまいます。
だから、これなら楽しんで続けられる、ということをやると、結果的に、お通じの問題だけでなく、自分の心の状態とか、仕事のことなどなど、今感じていることがわかるようになりました。
これからは100年時代、と言われています。
果たして100年生きるのか?
と問われると、甚だ疑問でもあるのですが、
もし長く生きれるのなら、楽しく、健康で過ごしたい。
メディカルハーブで学んだときも、健康長寿の問題について考えました。
今でこそ健康長寿、なんてよく聞くようになりましたよね。
ほんの数年前は、日本の平均寿命は世界一、なんて言われていたけれど、実際は病気をしてから亡くなるまでの数年を病床で、不自由に過ごす方も多かったのではないでしょうか。
私だって、一年後はどうなっているかわからないです。
でも、予防できることは予防したい。
これには自分の子供たちへの思いや過去の家族の闘病なども関係するのですが、
長くなるので、今回は割愛します!
便秘で悩む方、健康について考える方の、少しでもお役に立てれば幸いです。