YOGA is YOGA シンプルな用で深〜い話し
先日、ハートオブヨガの小野洋輔先生とアシュタンガヨガのしんのすけ先生のコラボWSに参加してきました。
もともとアシュタンガヨガがきっかけでヨガを始めたので、久しぶりにアシュタンガの世界に足を踏み入れたかったこと、そしてハートオブヨガは小野洋輔先生がSNSで発信する言葉に毎回深い共鳴を感じており、さらに知識と理解を深めるため、が目的でした。
集まった生徒さんはおもにアシュタンガを練習している方が多く、中にはハートオブヨガをさらに知りたいという方も。久しぶりのWS参加に生徒のくせに私も緊張。よく考えたら普段自分が通っているスタジオの空気感に慣れているので、ヨガを学びに来ている周囲の方の真剣さに身が引き締まる感じでした。
で、スタート早々、小野先生、
「昨日、娘とプール行って、日焼けが痛くて娘が夜中痛い〜というもんだからちょっと寝不足でだるいんだよね〜。しかし娘は可愛いですね〜」
とのっけから飾らなさ過ぎ感半端なかったです 。偉そうなところはひとつもなく、師匠のマーク・ウィットウェル先生もある意味すごく人間らしい味わいのある方らしいので、似ている...と心の中で思いました。
今回、習った事は
◯ヨーガの目的は意識を広げること。
→アサナの形やできる出来ないではなく、本来の自分の内側と向き合うということを忘れてはならない。
◯ヨーガのstyle、ブランドとしてのヨーガに振り回されない
ヨーガや流派への愛着は◯
執着は✖️
◯自分をヨーガに合わせるのではなく、ヨーガの方を自分に合わせる。
→これ、一番難しい。
なぜなら私自身がやはりヨーガに自分を合わせているから。練習でも、本当は自分の限界を超えるのではなく、いまの自分の状態を観察しながら気持ち良いところを探す。もっともっとという執着心は本来のヨーガの精神から離れてしまう。
など。
ヨーガは追いかけ過ぎると疲れてしまうし、
アサナが誰より上手いとか比べるのは本末転倒。自分と向き合って、今日の自分が満足の行く状態でなくても、今日がこれの私の100点満点だって思える日々を重ねることによって練習がより充実したものになるんだろうな、というのが私の理解です。
今回はアシュタンガとのコラボなので、heart of yogaの考え(呼吸法)と合わせながらのアサナでした。呼吸をより意識して動くとこんなに気持ちいいんだ、という感覚です。
アサナの次にナーディショーダナ、小野先生の
魂から響くようなマントラ、瞑想。
数分、現実に戻るのが怖くなるくらいの、不思議な感覚。ずっとここにいたくて、帰ってから始まる自分の社会的役割から離れたくなるような。
たくさんの講義の中で、アシュタンガヨガのしんのすけ先生の言葉は今でも心に響いています。
私たちは自然の一部だから、人間は環境に配慮した行動をすべきだということ。
プラーナは人間と人間との間に常に存在していること。
バンダを使う事によって体の中にめぐるエネルギーが無駄なくリサイクル(循環する)こと。
バンダの理解は瞑想のようにいつか練習の中で気づくもの(技術的な事とは別の視点で)。
良い事、悪いこともすべて自分の思考や行動から起きていることである。
ヨガの練習や向き合い方について、初めて自分の中のモヤモヤがすっきりしました。何かひとつ行動に出れそうな、背中を押してもらえたWSでした。
そして小野先生としんのすけ先生の信頼関係はとても熱く、むしろ羨ましくさえ思いました。
ヨガは特別なことではなくて、生活の中にあるもの。しんのすけ先生も、以前取材した先生も、ヨガをしていなくてもヨガ的な人(調和を自然体で実践してる人)はいると、おっしゃっていました。
ヨガをしている、していないではなく、
常に中庸であり、周りへの適度な優しさを忘れない人。そうありたいし、それがサマーディでもあると感じる今日此の頃です。
Thanks for reading.
最後の集合写真(許可あり😙)。
濃厚な時間でした!