yumikonoaroma’s diary

ライター。アロマテラピーアドバイザー、ハーバルセラピスト。日常で感じるハーブやアロマテラピー、たまにヨガについて♡

スピリチュアルアロマテラピー

アロマは使用する精油によって心の状態をより良い方向へ導いたり、不調改善や感染症予防など健康増進、病気予防、などさまざまな働きがあることは分かっています。

 

でもアロマを使いたいけれど、どんな精油が今の自分に当てはまるかわからないこと、ありませんか?

もちろん香りを求めていないときはお休みをしてOKなのですが、香りで癒されたいけどわからない、何をしても気持ちがしっくりこない、

そんな心のモヤモヤに、占いのように精油と自分の状態を当てはめてケアしちゃおう、という方法があります。

勝手にそれをわたしはスピリチュアルアロマテラピーと、名付けてみました(自分勝手)🎵わかりやすく言えばアロマと精神性です。

 

今までも季節や気分によってなぜ今選ぶ香りが好きなんだろうと不思議なことがありましたが、以下の本を出会い、これが知りたかった事だと嬉しくなりました。

 

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⭐️左:「スピリットとアロマテラピー

東洋医学の視点から感情と精神のバランスを取り戻す

カプリエル・モージェイ著

前田 久仁子 訳

フレグランスジャーナル社

 

アロマテラピーの基礎理論、陰陽説と五行説東洋医学、占星学、とさまざまな視点て精油からのメッセージを読み解きます。40種の芳香植物辞典から、バランスを取り戻すため(心の症状別)の精油を紹介し、体、心への影響をじっくり解説してくれています。

 

例えば、「考えすぎと悩み」ではグラウディングを促すフランキンセンス、心を鎮めるサンダルウッド。他にはマージョラム、ラベンダー、パチュリ、ペチバー。

たくさんありますがこの中から気になる精油を選んで使用すると当てはまっている事も多く、精油の持つ神秘性に喜々します。

もちろんその上には成分からなる化学的な根拠があるのでしょうが、必ずしも当てはまるとは限りないのが精油のおもしろいところ。

アロマテラピーと親しむうちに、感覚が研ぎ澄まされ、今欲しい香りがわかるようにもなります。

ちなみに自分は心モヤモヤには

マージョラム、瞑想やヨガを深めたいときはフランキンセンスに体調や気分にあった精油(最近はスペアミントゼラニウム)、落ち込んだときはラベンダーなど。

自分の状態を知りたいという際には上記の本を参照します。

東洋医学という観点からの解説や押すと効くツボ(三陰交など)も紹介されており、かなり奥深い。一気に読みというより、精油の持つ神秘性を深めたい、心の手当てが必要な時などに手にする本です。

 

⭐️右:

人生を変える‼︎

奇跡のアロマ教室

 

Kei.K Aroma Studio主催

小林ケイ

BABジャパン

 

人気のアロマセラピスト、小林ケイさんが提唱するAwakening Aromatherapy(目覚めのアロマ)。こちらも心理的背景から選択するアロマの香りで、自分自身を深く知ろうというコンセプト。カラーセラピー東洋医学の観点も取り入れていますが、解説もシンプルでわかりやすく初心者の方も楽しめるアロマ本です。

 

小林ケイさんのイベントに参加し、ベルガモットがテーマカラーがグリーン、仕事など目標に向かって頑張る自分を慰め、励ましてくれるとわかり、少し前の体験を思い出しました。それは仕事がうまくいかず、帰りに立ち寄ったアロマのお店でのこと。ふとベルガモットを手に取り嗅いだ時、涙がホロリと出そうになりました。緊張しきった心が解れ、落ち込んで傷ついている事、その気持ちを受け入れることから出た涙でした。

あまりに緊張していたので落ち込んでいることすら気付かず、モヤモヤだったのでしょう。

そしてグリーンも自分が好きなカラーです。

「目標達成サポートに役立つ香りなので、頑張り屋さんにおすすめ。グリーンはハートのチャクラの色でもあるが、実は〝隣の芝は青く見える、というように、人に負けたくない、人と比べてしまう、『the green of monster(嫉妬)』を示す。それはハートを疲弊させるメッセージでもある」。

よってベルガモットは自分と他人に境界線を引き、自分の歓びのために純粋に努力する心を呼び起こすもの、とのこと。  

 

自分自身の事を言われてるようでどきりともしました。

 

以来ベルガモットは仕事で頑張る時、特に取材で緊張する際は必ず持ち歩く心のお守りになりました。頑張る気持ち頑張りすぎない気持ちのバランスを取れるように、そして決して思い通りにいかなくても、落ち込まず、冷静に、

今はまだこの状況において成長する段階にあるだけなのだ、と仕事でこうなりたい気持ちと現状の自分とのバランスを取るようにしています。

 

さまざまなアロマテラピーの本がありますが、こちらにある情報がお役に立てれば幸いです。

香りは自分の状態によって合ったり合わなかったり、不思議な存在でもあります。

ブログを読んでくださる皆様にぴったりな精油が見つかること、そしてその心や体の変化を楽しめることこそがアロマテラピー(実はハーブもヨガも然り)です。

それらの存在が、心の支えになることをお祈りします⭐️