yumikonoaroma’s diary

ライター。アロマテラピーアドバイザー、ハーバルセラピスト。日常で感じるハーブやアロマテラピー、たまにヨガについて♡

死んだら何も持っていけない

そろそろ今年も終わりですね。

今年は、私にとって新しい仕事に挑戦したり、新しい方との関わりがありました。これまで以上に自分の価値観が変わっていったり、

また「これまで」と「これから」について考える年でもありました。

 

新しい仕事については、クライアントのやり方や考え方に付いていけず、ストレスを溜める事が多くありました。その中で、どうやって自分の仕事の生産性を上げ、効率良く仕事をこなせるか、同じ職種の方のブログや書籍を探っては、ヒントにしていました。

 

いくつかの本やブログを見て、心の中で「ん?」というモヤモヤがあり、

それはそういう考え方なのだろう、

と受容していたのですが、

改めて、これ、違うよねぇという、確信?

があり、今回はそのお話し。

 

それは

「こういうやつはうまくいく、こういうやつはだからダメなんだ→私はこういうやつとは違う、成功者=仕事に成功、という結論に至る人」。

文章の表現には、不快させるような言葉ないのですが、他人の失敗を例に出し、自分は決してその類には入らないのだ、という思考のあり方が垣間見れました。

これが私の、「ん?」の正体。

 

成功者、と思われる方は、確かに理に適った正論を語っているし、仕事のあるべき姿を体現している優秀な方のようです。社内あるいはビジネスパートナーとの関係も良好なよう。

 

でもね、

「ダメ」な人にもいい面はあるんですよ。

失敗して転んでも、必死に生きてるんです。

きっとその失敗の後にはその悔しさを糧に努力したり、ある意味、そこから自分の進みべき道を見い出したかもしれない。

 

 

だから、この私はこうして成功した論は、ある意味、

相手を屈辱しているし、

そんな事さえ気付けず、

私はデキる人論は、悲しいと思います。

 

死んだら何も持っていけないんですよ。

会社で成功しても、お金をたくさん稼げても、

体が滅びたら、残るのは魂やあなたのエネルギーだけ。

 

それより、周囲の人やものごとに毎日感謝して、「嫌な奴だった人」だったけど、そのおかげで逆境を乗り越える機会をもらった、

という解釈をして生きていける方がいいと思います。

 

世の中には沢山の自己啓発本などありますが、良書は決して他人をけなすことはしません。

私も仕事のやり方でたどり着いたのは、

「いいと思った人を参考にする、またはその方の文章を写経して、文章力をあげる」

というシンプルなものだけでした。

 

 

悪い人の例も、私はすごいでしょ?

という考えもいらないですよね。

 

私が本当に尊敬するのは、実は過去に挫折を経験し、失敗し、時には誰かに罵倒されても、他人を恨まず、

「今、ここ」の自分に軸を置いてる人。

  

そうは言っても、今年は

忙し過ぎ、その中で傷つく事を言われ、泣いたり怒ったりしたこともありました。

 

来年は、自分のこれからについて、軸を据えて考え、実行にうつしていきたいと考えています。

 

特に年末は瞑想もヨガも、毎日続ける余裕がないほど多忙でしたが、

それは自分の望む生き方ではないな、

と感じています。 

 

そして除夜の鐘がもうすぐ鳴る~。

 煩悩を消す数の108と同じくらいの太陽礼拝をしたいですが、疲れすぎて、今はできません。

でも支えてくれた家族にありがとうとこれからもよろしくを伝えて、紅白歌合戦を観たいと思います! ←結局、オチはそこ。良い年をお迎えください。

 

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仕事で疲れ果てた末、入ったカフェで飲んだレモングラス

味は普通でしたが、穏やかな雰囲気のカフェで少し癒されました。

 

ではでは。

インド旅、の気分とラベンダー

3週間ほど締め切りや校了間近の仕事があり、子供に後ろから呼びかけられても

振り向くのが辛いほどの肩こりや首凝りが続いていました。

 

仕事が終わってから、本格的にヨガを始めても、固まった筋肉は、そう簡単にはほぐれない。

体も心も預けに、FIGのセラピスト、岡田空さんにトリートメントをお願いしてきました。

 

4ヶ月ぶりのトリートメント。

辛い時はまた来ようと思っていました。

体がしんどい時、頼りたい、頼れる場所や人がいることは本当にありがたいことです。

 

選んだ精油は、ラベンダー、フランキンセンスにパチュリ。

最近は慌ただしい生活を送っているせいか、

木の根っこのような香りを好むようになりました。なかでもパチュリは、ふわふわした心と体を落ち着かせ、かつ、新たに前に一歩踏み出そうとするパワーを与えてくれるような気がします。

ラベンダーは私にとっては王道の香り。

心を慰める、体と心をゆったりさせてくれます。

フランキンセンスは、何度も記事に書かせていただいていますが、グラウディングや気持ちを落ち着かせ呼吸を深めてくれる香りです。

 

トリートメントは1時間20分。

肩と首の辛さを伝えたので、

「そこはしっかりとほぐしますね♪」と空さん。

 

しっかりどころか、ゴリゴリ音がしてました。。首のケア、ヘッド、お腹、足全体とくまなくほぐしてもらい、最後はシャバーサナのように、眠っているのか眠っていないかのような感覚です。そっと肩に手を置かれて、優しく

「終わりましたよー」と言われて、

あっ私、今トリートメント受けていたんだ、と不思議な現実にまた戻ったような気分でした。

 

昨日はぐっすり眠り、肩甲骨が柔らかい。いつもはできない、ヨガの背中のナマステが痛くない。

 

今朝は菅野美穂さんのインド ヨガの旅のDVDを見ました。いつか行ってみたいインドのリシケシの風景や、アシュラムの教頭やヨガの先生の話をを聞きながら、涙が自然に出てきました。

 

今まで、アロマやハーブを学びながら、同時にヨガを深めていこうとする自分が、中途半端な気がしていました。

 

でも今日は始めて、香りに癒され、ほぐしてもらい、それが再びヨガをし易い体にしてくれる、仕事に対して前向きな気持ちをもらえると感じ、自分がやっていることはきっと間違っていないはず、という自信をもらえました。

 

リシケシのアシュラムでは、ヒンズーもキリストも、イスラムも、あらゆる宗教を持った人が集まることができる場所です。

 

人に良い影響を及ぼすものに、垣根などないはず。

そう思えました。

 

肩や首の痛みはパソコンだけでなく、携帯の長時間の利用や普段の姿勢によって左右されるようです。なので、これまでも書きたい!

と思う内容があってもブログを最小限に抑えていました。

 

今回もさくさくと、、あまり起承転結を考えずに書いてしまっています。

 

こんな短い文章でも伝われば幸いです。

 

写真はFIGで購入したラベンダー。

プラナロムはとても品質が良く上品な香り。

金額も決して手軽ではないので、FIGさんで申し込むと少し割引してもらえます。

大事に使おうと思います。 

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行動すれば気持ちが変わる

ご無沙汰しております。 

子供たちの夏休みが終わり、給食もスタート。 

やっとほっとする時間が持てたりしている今日この頃、、いや、昨日夜に仕事でパソコンを使っていたので、寝不足でぼーっとしているのもあります 苦笑。

 

今日はすごくアロマやハーブとかヨガではなく、ちょっとした行動の変化で、新たな気づきを得ることがあったのでシェアしたいと思います。

 

実は私、、、ともったいぶらず、なんてことはないんですが。

思いついたらすぐ行動し、必要なものはすぐに購入してしまい(特にアロマや本)、買ったはいいけどまだ読んでいない本が山積みしていて、でもこれから読む本がたくさんあることにわくわくしていたんですね。

でも最近になって、英語の原書、ヨガ、アーユルヴェーダ、アロマ、ハーブ、、読んで読まずにいる本たち、片付かない本棚を見てこれではいけないなぁと思うようになりました。

 

きっかけはやはりヨガになってしまうのですが、ある先生のブログで

「片付いてるから心が整っているのではなく、心が整っているから片付いているのだ」

(ヨガのアサナを練習しようとしても部屋が整っていないと落ち着いて練習ができない人に対してのメッセージ)。

それからお金に関しても、

「散財しやすいタイプは常に自分が満たされていることを意識して、計画を持った使い方を」

とヨガジャーナル翻訳版にあり、やはり心にグサリと来ました。私はこれでいいんだと、見ないふりをするのではなく、軌道修正できるものはしていこう、と思うようになりました。

 

昨日は久しぶりにヨガスタジオでヨガレッスンを受けましたが、ヨガの後は心が香りを求める状態なのでいつも生活の木に寄っていました。

昨日はざわつく気分を落ち着かせたいから、ベチバーとオレンジが欲しいなぁと思いましたが、スーパーに寄った後は敢えて生活の木に寄らずに帰宅。

 

今朝はやはりベチバーは期限切れだしオレンジはない。けれど昨日パパに怒られ泣きながら眠り、寝不足と目の腫れで機嫌の悪い次女向けに、ローズマリーとグレープフルーツを炊きました。

 

無事に学校へ送り出し、オレンジの精油を買いにいきたいけど仕事だしまた今度だなぁと諦め、それとなく久しく読んでいなかったおおそねみちるさんのハーブ本をパラリとめくり。すると今まで読まずにいたページに、これまで自分が知りたいと思っていたハーブの知識が載っていました。

例えばニコチン中毒でタバコがやめられない人向けの処方、ニコチン中毒の理由、脱法ハーブの注意事項、夏の疲れを取るために飲んでいたマカの効能。フレッシュハーブとドライハーブの効能の違い...これはハーバルセラピスト講座で先生がお話しされていたような記憶があるのですが、あいまいだったのでここでしっかり理解することができました。

 

今までだったら検索したりまた新たな本に出会って購入して本棚も脳もいっぱいにしていたかもしれない。でも余計なものを増やさないと、心も身の回りもこんなに気持ちがいいものなんだなと思いました。

そしてもちろん、貪らない状態の脳には、そのハーブの知識はするすると明確に入っていきました。

 

物も情報もたくさんあるこの時代に、シンプルに生きるって難しいのかもしれません。

でも自分を変えようと思ったら、ちょっと行動してみる。行動すると意識も変わる、よく聞く話ではありますが、実践してみるとこんなに清々しいものかと実感しています。

 

今朝はお腹を壊し気味の次女のために、

カモミールとペパーミントのハーブティ。

鎮静、消炎、胃腸のあらゆるトラブルに効果が期待されるブレンドです。添えた花は庭のカレンデュライタリアンパセリです。

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気温も下がり秋が近づくと物悲しい気分になりますが、穏やかな日々が皆さんに訪れますように。

 

 

子どもとアロマとハーブ

明日から長女がキャンプなので、虫除けスプレーを作りました。

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無水エタノール  5ml

精製水               45ml

ラベンダー、ゼラニウム、ラベンダー 2滴ずつ。

虫除けには他にもユーカリレモングラスなど多々あるけれど、わたしの好みで勝手にチョイス😊

 

次女は友だちのうちに遊びにいき、食べ過ぎと冷えでお腹下し。。

カモミールティーを豆乳とはちみつで割りました。

 

今年の夏は雨がよく降り、気温差も激しいため、体調を崩しやすい。半端なく冷え込んだ屋内で我慢したり、家族の暑さの感覚も違うので

冷房で冷えて喉が痛くなったりします。

そこで今年の夏はよくカモミールティーを使います(ジャーマンカモミール)。

 

ジャーマンカモミールは、炎症や痛み、肌荒れ、美肌、リラックスとさまざまな効果が期待できるハーブです。

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 写真は長女が肌荒れがあるので、

カモミール、それにお通じのためにフェンネル、胃腸ケアにペパーミントを入れました。

牛乳で割ると子どももおいしく飲んでくれます。

先述したように冷房で子どもも体を冷やしがちなので、温かいハーブティーが好まれたりします。

最近までは春に庭で収穫してドライにしたカモミールティーを飲んでいました。その香りは市販のものと比べものにならないくらい甘美なものでした。また来年、庭でカモミールを育てることを考えると、気が早いけどわくわくします。

 

そういえば、先日打ち合わせでとても物腰が柔らかくて、お話ししていると気持ちが優しくなれるヨガの先生と出会いました。

この人素敵だな、ハーブに例えたらなんだろう、と思ったらカモミールでした。

黄色くて丸くて優しい気持ち。打ち合わせ室にあるブッダの絵と先生の顔が重なり、ありがたい言葉をいただいた後、思わず先生に手を合わせてしまいました。人を幸せにする人ってこんなにも偉大で、でもちっとも偉大ぶらないのです。そして別れた後も優しい、温かい気持ちに包まれている。

 

カモミール先生とはまたお会いする機会があるので楽しみです。

 

子どもの話から脱線してしまいましたが、

カモミールって幸せなんだなぁと、

こんな蒸し暑い日本の夏に思うのでした。

 

みなさん、素敵な夏をお過ごしください。

 

 

YOGA is YOGA シンプルな用で深〜い話し

先日、ハートオブヨガの小野洋輔先生とアシュタンガヨガのしんのすけ先生のコラボWSに参加してきました。

 

もともとアシュタンガヨガがきっかけでヨガを始めたので、久しぶりにアシュタンガの世界に足を踏み入れたかったこと、そしてハートオブヨガは小野洋輔先生がSNSで発信する言葉に毎回深い共鳴を感じており、さらに知識と理解を深めるため、が目的でした。

 

集まった生徒さんはおもにアシュタンガを練習している方が多く、中にはハートオブヨガをさらに知りたいという方も。久しぶりのWS参加に生徒のくせに私も緊張。よく考えたら普段自分が通っているスタジオの空気感に慣れているので、ヨガを学びに来ている周囲の方の真剣さに身が引き締まる感じでした。

 

で、スタート早々、小野先生、

「昨日、娘とプール行って、日焼けが痛くて娘が夜中痛い〜というもんだからちょっと寝不足でだるいんだよね〜。しかし娘は可愛いですね〜」

とのっけから飾らなさ過ぎ感半端なかったです  。偉そうなところはひとつもなく、師匠のマーク・ウィットウェル先生もある意味すごく人間らしい味わいのある方らしいので、似ている...と心の中で思いました。

 

今回、習った事は

◯ヨーガの目的は意識を広げること。

→アサナの形やできる出来ないではなく、本来の自分の内側と向き合うということを忘れてはならない。

◯ヨーガのstyle、ブランドとしてのヨーガに振り回されない 

 ヨーガや流派への愛着は◯

執着は✖️

◯自分をヨーガに合わせるのではなく、ヨーガの方を自分に合わせる。

→これ、一番難しい。

なぜなら私自身がやはりヨーガに自分を合わせているから。練習でも、本当は自分の限界を超えるのではなく、いまの自分の状態を観察しながら気持ち良いところを探す。もっともっとという執着心は本来のヨーガの精神から離れてしまう。

 など。

 

ヨーガは追いかけ過ぎると疲れてしまうし、

アサナが誰より上手いとか比べるのは本末転倒。自分と向き合って、今日の自分が満足の行く状態でなくても、今日がこれの私の100点満点だって思える日々を重ねることによって練習がより充実したものになるんだろうな、というのが私の理解です。

 

今回はアシュタンガとのコラボなので、heart of yogaの考え(呼吸法)と合わせながらのアサナでした。呼吸をより意識して動くとこんなに気持ちいいんだ、という感覚です。

アサナの次にナーディショーダナ、小野先生の

魂から響くようなマントラ、瞑想。

数分、現実に戻るのが怖くなるくらいの、不思議な感覚。ずっとここにいたくて、帰ってから始まる自分の社会的役割から離れたくなるような。

 

たくさんの講義の中で、アシュタンガヨガのしんのすけ先生の言葉は今でも心に響いています。

私たちは自然の一部だから、人間は環境に配慮した行動をすべきだということ。

プラーナは人間と人間との間に常に存在していること。

バンダを使う事によって体の中にめぐるエネルギーが無駄なくリサイクル(循環する)こと。

バンダの理解は瞑想のようにいつか練習の中で気づくもの(技術的な事とは別の視点で)。

 良い事、悪いこともすべて自分の思考や行動から起きていることである。

 

ヨガの練習や向き合い方について、初めて自分の中のモヤモヤがすっきりしました。何かひとつ行動に出れそうな、背中を押してもらえたWSでした。

 

そして小野先生としんのすけ先生の信頼関係はとても熱く、むしろ羨ましくさえ思いました。

 

ヨガは特別なことではなくて、生活の中にあるもの。しんのすけ先生も、以前取材した先生も、ヨガをしていなくてもヨガ的な人(調和を自然体で実践してる人)はいると、おっしゃっていました。

 

ヨガをしている、していないではなく、

常に中庸であり、周りへの適度な優しさを忘れない人。そうありたいし、それがサマーディでもあると感じる今日此の頃です。

 

Thanks for reading.

 

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最後の集合写真(許可あり😙)。

濃厚な時間でした!

 

スピリチュアルアロマテラピー

アロマは使用する精油によって心の状態をより良い方向へ導いたり、不調改善や感染症予防など健康増進、病気予防、などさまざまな働きがあることは分かっています。

 

でもアロマを使いたいけれど、どんな精油が今の自分に当てはまるかわからないこと、ありませんか?

もちろん香りを求めていないときはお休みをしてOKなのですが、香りで癒されたいけどわからない、何をしても気持ちがしっくりこない、

そんな心のモヤモヤに、占いのように精油と自分の状態を当てはめてケアしちゃおう、という方法があります。

勝手にそれをわたしはスピリチュアルアロマテラピーと、名付けてみました(自分勝手)🎵わかりやすく言えばアロマと精神性です。

 

今までも季節や気分によってなぜ今選ぶ香りが好きなんだろうと不思議なことがありましたが、以下の本を出会い、これが知りたかった事だと嬉しくなりました。

 

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⭐️左:「スピリットとアロマテラピー

東洋医学の視点から感情と精神のバランスを取り戻す

カプリエル・モージェイ著

前田 久仁子 訳

フレグランスジャーナル社

 

アロマテラピーの基礎理論、陰陽説と五行説東洋医学、占星学、とさまざまな視点て精油からのメッセージを読み解きます。40種の芳香植物辞典から、バランスを取り戻すため(心の症状別)の精油を紹介し、体、心への影響をじっくり解説してくれています。

 

例えば、「考えすぎと悩み」ではグラウディングを促すフランキンセンス、心を鎮めるサンダルウッド。他にはマージョラム、ラベンダー、パチュリ、ペチバー。

たくさんありますがこの中から気になる精油を選んで使用すると当てはまっている事も多く、精油の持つ神秘性に喜々します。

もちろんその上には成分からなる化学的な根拠があるのでしょうが、必ずしも当てはまるとは限りないのが精油のおもしろいところ。

アロマテラピーと親しむうちに、感覚が研ぎ澄まされ、今欲しい香りがわかるようにもなります。

ちなみに自分は心モヤモヤには

マージョラム、瞑想やヨガを深めたいときはフランキンセンスに体調や気分にあった精油(最近はスペアミントゼラニウム)、落ち込んだときはラベンダーなど。

自分の状態を知りたいという際には上記の本を参照します。

東洋医学という観点からの解説や押すと効くツボ(三陰交など)も紹介されており、かなり奥深い。一気に読みというより、精油の持つ神秘性を深めたい、心の手当てが必要な時などに手にする本です。

 

⭐️右:

人生を変える‼︎

奇跡のアロマ教室

 

Kei.K Aroma Studio主催

小林ケイ

BABジャパン

 

人気のアロマセラピスト、小林ケイさんが提唱するAwakening Aromatherapy(目覚めのアロマ)。こちらも心理的背景から選択するアロマの香りで、自分自身を深く知ろうというコンセプト。カラーセラピー東洋医学の観点も取り入れていますが、解説もシンプルでわかりやすく初心者の方も楽しめるアロマ本です。

 

小林ケイさんのイベントに参加し、ベルガモットがテーマカラーがグリーン、仕事など目標に向かって頑張る自分を慰め、励ましてくれるとわかり、少し前の体験を思い出しました。それは仕事がうまくいかず、帰りに立ち寄ったアロマのお店でのこと。ふとベルガモットを手に取り嗅いだ時、涙がホロリと出そうになりました。緊張しきった心が解れ、落ち込んで傷ついている事、その気持ちを受け入れることから出た涙でした。

あまりに緊張していたので落ち込んでいることすら気付かず、モヤモヤだったのでしょう。

そしてグリーンも自分が好きなカラーです。

「目標達成サポートに役立つ香りなので、頑張り屋さんにおすすめ。グリーンはハートのチャクラの色でもあるが、実は〝隣の芝は青く見える、というように、人に負けたくない、人と比べてしまう、『the green of monster(嫉妬)』を示す。それはハートを疲弊させるメッセージでもある」。

よってベルガモットは自分と他人に境界線を引き、自分の歓びのために純粋に努力する心を呼び起こすもの、とのこと。  

 

自分自身の事を言われてるようでどきりともしました。

 

以来ベルガモットは仕事で頑張る時、特に取材で緊張する際は必ず持ち歩く心のお守りになりました。頑張る気持ち頑張りすぎない気持ちのバランスを取れるように、そして決して思い通りにいかなくても、落ち込まず、冷静に、

今はまだこの状況において成長する段階にあるだけなのだ、と仕事でこうなりたい気持ちと現状の自分とのバランスを取るようにしています。

 

さまざまなアロマテラピーの本がありますが、こちらにある情報がお役に立てれば幸いです。

香りは自分の状態によって合ったり合わなかったり、不思議な存在でもあります。

ブログを読んでくださる皆様にぴったりな精油が見つかること、そしてその心や体の変化を楽しめることこそがアロマテラピー(実はハーブもヨガも然り)です。

それらの存在が、心の支えになることをお祈りします⭐️

 

 

日常を楽しむことは生きることである

5月から6月はハーブも花も1番楽しい季節です。砂利石と除草ネットで覆われた庭を一部開拓し、地植えでハーブを育てるようになって一ヶ月。

鉢植え栽培とは見違えるような成長ぶりを見せてくれています。 

 

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レモングラスイタリアンパセリ、アーティーチョーク、タイム、ゼラニウム

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カモミールジャーマン。

ペパーミントを隣に植えると花に着くアブラムシが減りました。

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今1番元気に咲いているのが、マロウブルー。

 

他にもトマトやナスも。

ローズマリー、ラベンダーは強すぎて他の植物に影響を与えるので、別の鉢です。

本当はこちらも地植えにしたいのですが、砂利石と除草ネットを退かし土を掘り起こすまでが大変な作業なので、我が家のガーデニングはまだまだこれからというところです。

 

そして今はドライハーブにしてティーにしています。ドライでも新鮮なのでお店で購入したハーブよりも美味しいです。

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今まで起こらなかったような変化も。

ハーブに無関心だった夫が「これいい香りだね」とかマロウブルーの花を指して「これなんの花 ?」

と聞くように❗️

もともと農家育ちなので植物には関心があったらしく(知らなかった)、ナスが元気ないと落ち込んだりもしてます♪(´ε` )

それからもともとハーブと花好きな次女は、レモンバームがお気に入り。かわいい手で摘んできてくれます。

ラベンダーやローズマリーなどは東京ベランダ時代もあったので、長女もたまにラベンダーに似た花が咲いても香りで嗅ぎ分けます。

大きくなってからは携帯や遊びに夢中になる時代も来るだろうけど、花の香り、ハーブティーの温かさをさりげなーくでも分かってくれている女の子に育ってほしい、という細やかな願い✨決して強制はしません。。

 

クラスでハーブを学んだ時、机上論だけでなく、実際のハーブに触れてみよ、と先生に言われたのも今は納得。メディカル的な観点も面白いけれど、ハーブがどんな形をしているのか、どんな風に育っていくのか、観察するのはとても楽しいのです。テレビを1時間見るなら、ハーブを植えたり水を上げたり、花や葉を摘む方が生きてる感じがする(テレビも好きですが ね)。

 

ハーブを使ったクラフトも楽しいです。

下の写真は

●セージの抗菌スプレー

セージの抽出湯、レモン、ティーツリー、ラベンダーの精油、セージ(生)、無水エタノール

 

●ラベンダーの抗菌スプレー

精製水、無水エタノール、ラベンダー、レモン、ティーツリーの精油、ラベンダー(生)。

 

セージは抽出湯から作りました。よって使用期限は3日で冷蔵庫保存。

 

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クラフトはアロマが中心のものばかりだと思っていましたが、本などを参考にすると作れそうな物がたくさんあるようです。

煮たり漉したり、めんどくさいような作用も愛情かけて行うことが楽しく、ちょうど料理を慈しんで行うような気分です。

 何かに行き詰まった時にもちょっとしたリフレッシュになります。まさに手仕事セラピーとでもいいましょうか(雜誌『セラピスト』にもありましたが、あの時は編み物でした)。

何かを無心に行うって心の浄化に似ているのかもしれません。

日常のワクワクを忘れないことが人間は大切だなぁと。やらなければいけないことばかりやっていると、いったい何のために生まれてきたのか、と。そんな話をちょうど夫ともしてました。

そんなわけで春のハーブを楽しむこと、またアップします。

 

thanks  for reading.